中古機械・装置輸入規制で話合い

今日、通商開発省の通商局(Secex)は中古輸入機械・装置が輸入機械全体に占める割合は僅かに 1.0%にしか満たないと主張、輸入規制緩和を主張するサンパウロ州工業連盟(Fiesp)並びに輸入規制強化を主張するブラジル機械・装置工業会 (Abimaq)の代表が輸入機械・装置規制変更ついて話合う。

Secexでは2006年から2008年にかけてブラジルの中古機械輸 入は9.0%増加の2億6,800万ドルであったが、新品・中古を含む機械全体の輸入では89.0%増加の257億ドルと発表しているが、Abimaqで は中古設備投資用機械・装置並びに工場の中古機械一式を含む輸入を加えると、中古機械の輸入は全体の10.0%に達すると反論している。

昨年の中古機械・装置の内訳は機械・装置が2億6,800万ドル、航空機関連機械2億3,300万ドル、タービン3,600万ドル、医療機器2,200万ドル、造船関連装置が400万ドルであった。

Abimaqの国内機械生産業者は規制緩和による中古機械の不正規輸入並びに輸入増加による機械生産業者の投資意欲減退を指摘しているが、中古機械輸入業者は世界金融危機の間は格安な中古機械の輸入並びに投資コスト削減のチャンスであると主張している。

連邦政府は昨年2月から20回の会合と2回の公聴会を開いたが、Abimaq側は2回の会合にしか招かれなかったと主張、Fiesp側は連邦政府に中古機械の輸入規制緩和で圧力をかけていた。

今日の会合では中古機械輸入制度の基本的な変更はないが、輸入プロセスの簡素化、引続き国産類似品機械、中古消費財の輸入禁止並びに輸入関税が継続されると予想されている。

しかし輸入規制変更点としてAbimaqが国産類似品に対する輸入クレーム期間を30日から15日に減少、また中古機械輸入公示を官報からインターネット 上での公示変更が予定されているが、Abimaq側では類似品チェック期間の30日の据置並びにインターネット上での公示では中古機械の写真の掲載などを 要求すると見込まれており、何処まで規制変更されるかが注目されている。(2009年4月9日付けヴァロール紙)