GEはブラジルでコア事業として電力エネルギーや医療部門に資本集中か

昨年末に米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジョン・フラナリー最高経営責任者(CEO)は、抜本的な組織再編による斬新的な構造改革を発表、ブラジルGEは、電力エネルギー部門並びに医療部門に資本集中すると予想されている。

フラナリーCEOは重点事業を電力、航空、ヘルスケア機器に絞り込み、GEが長く携わってきた照明や機関車などの事業からは撤退する計画。さらに取締役会の人数縮小、報酬制度の見直し、四半期配当の大幅削減を発表している。

今年3月のGEラテンアメリカのDaurio Speranzini社長は、ペトロブラス石油公社による石油・天然ガス開発向け装置発表計画が大幅に遅れている影響を指摘した一方で、ブラジルにおける電力エネルギー部門並びに医療部門の重要性を強調している。

GEはブラジル国内に28カ所の向上や研究センターを擁しており、特にリオ州ペトロポリス市にあるタービンを中心とした航空関連機器製造Celma社やミナス州コンタージェン市の機関車工場は操業を継続している。

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は6月26日、ヘルスケア事業を分離すると発表。運営子会社GEヘルスケアの株式の80%をGEの既存株主に割り当てるほか、残る20%も売却予定。医療機器を中心とする同事業は航空機エンジンと並ぶ同社の主力事業で、財務体質の改善を優先する。

GEの2014年の石油関連事業の売上は、190億9,000万ドルでヘルスケア部門の183億ドルを上回っていたが、2015年にはヘルスケア部門の売上が176億4,000万ドルと石油部門の164億5,000万ドルを上回った。

また2016年のヘルスケア部門の売上は、182億9,000万ドルと順調に増加した一方で石油部門は129億ドルまで減少、2017年のヘルスケア部門の売上は191億2,000万ドルに対して、石油部門も172億3,000万ドルまで回復している一方で収益は2015年から下落してきている。(2018年6月27日付けヴァロール紙)