【メルコスールが国際ローミング料金の徴収終了を可決】

批准後30日で施行。ボルソナロ大統領が持ち回りのメルコスール議長に就任

メルコスール加盟国がアルゼンチンのサンタフェで第54回首脳会議を開催し、各国における音声及びデータ通信で国際ローミング料金の徴収を終了する提案を採択した。外務省が明らかにした。ローミングは、ユーザーが自身のキャリアの営業エリア外に移動した場合に課徴される料金。

声明によるとこの協定は、ブラジルとアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの、メルコスールに加盟する署名国の間で行われた通信に関して、ローミング料金の課徴を廃止する。このローミング料金の課徴終了は、署名国の国会批准から30日後に発効する。

EU問題

今回の首脳会議で持ち回りのメルコスール議長国に就任したジャイール・ボルソナロ大統領は、メルコスールと欧州連合(EU)がこのほど締結した協定は、イデオロギー上の偏向を受けていない南米グループの新しい方向性の「確かな結果」を具現していると発言した。同大統領は、「この機会を利用して、このブロックの近代化と開放に向けた政府のコミットメントを確かなものにすることを希望する。国会議員時代に強く批判してきたイデオロギー的な偏向は排除した。我々はこの障壁に打ち勝った」とコメントした。

さらに同大統領は、「よりスリムでダイナミックな」メルコスールに向けて取り組みたいと明らかにした。

また対外的にはブラジルが、メルコスール議長国となっている期間、他の国々との協定締結に向けて取り組んでいくことを希望するという考えも示した。ブラジル大統領のこうした姿勢は、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領からも支持を受けた。マクリ大統領は、「EUとの合意はゴールではなく、スタート地点だ」とコメントした。

他方、対内的にはメルコスール加盟国間で「関税の統合の実施」に取り組むとボルソナロ大統領は発言。「メルコスールの統一関税に自動車と砂糖を加えるべく取り組む」ことを明らかにした。(2019年7月18日付けエスタード紙)