2019年の鉱工業生産は前年比マイナス1.1%

ブラジル地理統計院(IBGE)の鉱工業部門生産調査(PIM-PF)によると、2019年の鉱工業部門生産は前年比マイナス1.1%を記録、昨年12月の鉱工業生産は前月比マイナス0.7%、前年同月比ではマイナス1.2%、第4四半期はマイナス0.6%を記録していた。

昨年の鉱工業部門生産の前年比マイナス1.1%の要因として、昨年1月25日に発生したヴァーレ社のミナス州ブルマジーニョ鉱山のフェイジョン1鉱滓用ダムの決壊事故で鉄鉱石生産が大幅に減産した影響で、2017年の2.5%増加、2018年の1.0%増加の2年連続増加から一転して、昨年の鉱業部門生産はマイナス9.7%を記録していた。

昨年12月の鉱工業生産がマイナス0.7%を記録した要因として、調査対象の26セクターの内17セクターでマイナスを記録、特にトラックやバスを含む自動車セクターはマイナス4.7%、機械・装置セクターはマイナス7.0%、第4四半期の累積ではマイナス9.7%を記録していた。

前記同様に鉱業セクターはマイナス1.4%、医薬品・化学製品セクターマイナス6.2%、皮革・履物・旅行用品セクターマイナス6.6%、金属セクターマイナス1.9%、ゴム・プラスティックセクターマイナス2.5%、非鉄金属セクターマイナス1.8%、機械・装置、電気材料セクターマイナス2.5%であった。

また昨年12月の鉱工業生産がマイナス0.7%の内訳として、資本財セクターはマイナス8.8%、前年同月比マイナス5.9%、昨年1年間の累計ではマイナス0.4%を記録していた。

前記同様に中間財セクターは0.1%増加、マイナス2.1%、マイナス2.2%、消費財セクターはマイナス1.4%、1.3%増加、1.1%増加、そのうち耐久消費財セクターはマイナス2.7%、1.6%増加、2.0%増加、非耐久消費財セクターはマイナス1.4%、1.2%増加、0.9%増加している。

一方昨年12月の石油派生品・バイオ燃料セクターは前月の1.7%増加に次いで4.2%増加、印刷・録音再生セクターは39.8%増加、衣類・アクセサリーセクターは5.3%増加している。

2019年の鉱工業生産は前年比マイナス1.1%、調査対象の26セクターの内16セクターでマイナスを記録、特に鉱業セクターはマイナス9.7%、金属セクターはマイナス2.9%、紙・パルプセクターマイナス3.9%を記録。

また機械・装置据付・保守セクターはマイナス9.1%、その他の輸送装置セクターはマイナス5.5%、香水・衛生用品・清掃用品セクターはマイナス3.7%、ゴム・プラスティックセクターはマイナス1.5%であった。(2020年2月4日のIGBEサイトより抜粋)