世界銀行は今年のブラジルのGDP伸び率をマイナス5.0%と予想

世界銀行は2020年度のブラジルの国内総生産(GDP)伸び率を新型コロナウイルスのパンデミックの影響でマイナス5.0%と予想している。

世界銀行の今年のブラジルのGDP伸び率マイナス5.0%は、ブラジルにとって過去120年間で最大の経済リセッションに陥るとブラジル地理統計院(IBGE)では指摘している。

過去最大のブラジルの経済リセッションは、1990年のCollor I プラン時のマイナス4.35%が過去最悪の経済リセッションであった。Collor I プランに次ぐ経済リセッションは、1981年の外債危機時の1981年のマイナス4.25%であった。

パンデミックの影響でラテンアメリカ地域は「3重苦のショック」を受けると説明。第1のショックは中国の国際コモディ需要減少など同様の一般家庭の消費減少。第2は208年~2009年にかけて発生した同様の外資逃避。第3は失業率増加を世界銀行チーフエコノミストのMartin Rama氏は指摘している。

世界銀行のラテンアメリカの今年のGDP伸び率予想調査ではヴェネズエラは含まれていないが、最もパンデミックの影響を受けるのはメキシコで、今年のGDP伸び率はマイナス6.0%、エクアドルマイナス6.0%、アルゼンチンマイナス5.2%、カリブ諸国も観光産業を中心に大きな影響を受ける。

ブラジルの新型コロナウイルスによるパンデミックの悪影響からの回復はラテンアメリカ諸国の平均よりも遅く、2021年のGDP伸び率は1.5%、2022年は2.3%増加を予想。ラテンアメリカおよびカリブ諸国の2021年の平均GDP伸び率は2.6%、2022年は2.3%が予想されている。(2020年4月12日のエスタード紙サイトから抜粋)