9月の不動産販売価格は2014年以降で最も上昇(2020年10月6日付けエスタード紙)

ブラジル国内50都市の広告に掲載された販売価格を基準にまとめられる1平方メートル当たりの不動産価格動向を取り扱う「FipeZap」によると、2020年9月の前月比の1平方メートル当たりの住宅価格はインフレ指数を上回る0.53%上昇。9月の住宅価格は過去6年間で最高価格を記録している。8月の1平方メートル当たりの住宅価格は前月比0.37%増加、今年初め9ヶ月間では2.31%増加している。   

今年9月の前月比の1平方メートル当たりの住宅価格はインフレ指数の0.43%を上回る0.53%上昇。今年初め9月のインフレ指数1.13%を上回る2.31%増加している。

「COVID-19パンデミック開始直後の3月並びに4月は、現在のような早期回復を予想できる人はいなかった」と「FipeZap」不動産価格担当コーディネーターのEduardo Zylberstajn氏は指摘している。

現在の不動産価格の回復の要因として、不動産需要の回復、過去最低の政策誘導金利(Selic)に伴う確定金利付き投資の減少、一般消費者へのクレジット拡大が不動産販売活性化で価格を押し上げている。

今年8月のサンパウロ市内の住宅販売は、すでにCOVID-19パンデミック前の水準を上回ってV字回復を記録、「住宅購入を希望している市民は、COVID-19パンデミックは遅かれ早かれ終息すると見込んでいる」とZylberstajn氏は説明している。

またCOVID-19パンデミックの影響による外出自粛要請で、多くの労働者は自宅待機やホームオフィスを強いられているために、より快適な空間を求める傾向となって、住宅販売の増加に繋がっている。

9月の州都の住宅価格調査では、ブラジリア市は前月比1.97%、クリチーバ市1.39%、レシーフェ市1.20%、ジョアン・ペソア市0.78%、ベロ・オリゾンテ市0.70%、サルバドール市0.70%、マセイオ市0.66%、ヴィトリアし0.66%、ゴイアニア市0.61%、フォルタレーザ市0.52%、マナウス市0.48%、リオ市0.38%、カンポ・グランデ市0.35%、サンパウロ市0.35%並びにフロリアノポリス市は0.10%それぞれ値上げりした一方で、唯一ポルト・アレグレ市はマイナス0.05%と値下がりしていた。