ROMI社の第3四半期の純益は、国内市場の回復に伴って30%増加(2020年10月21日付けヴァロール紙)

工作機械並びにプラスティック射出成形機、鋳物関連生産を事業の柱としているブラジルの大手工作機械メーカーROMI社の2020年第3四半期の純益は、国内市場の回復に伴って前年同期比30%増加の3,600万レアルを記録している。

また同社の売上は国内市場向け需要が好調に推移して1.6%増加の2億5,050万レアルを記録した一方で、2011年に買収したドイツ企業B+W社の売上は不振であった。

Romiグループのブラジル国内およびラテンアメリカ地域担当のMáquinas Romi社の第3四半期の売上は12.4%増加の1億2,680万レアル、ブラジル国内の大手企業向け部品製造の鋳物関連会社の売上は75%増加の7,700万レアル、一方B+W社の売上はマイナス48%の4,660万レアルに留まっている。

同社の生産コストは1.6%減少の1億7,120万レアルに留まった影響で、粗利(売上総利益)は8.5%増加の7,920万レアルに達し、利益率は29.6%から31.6%に上昇している。同社の税引前当期純利益は、12.8%増加の3,080万レアルとなりました。税引後当期純利益純は、財務費の増加に伴い160万レアルから43万9,000レアルに減少している。

税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したもので総資本に対してどの程度のキャッシュフローを産みだしたかを簡易的に示すEBITDAは13%増加の4,000万レアル、EBITDAマージンは14.4%から16.0%に増加している。

Romi社の第3四半期の受注残は、COVID-19パンデミックによる生産中止の緩和措置に伴って、6月からの国内の製造業の投資回復が牽引して前年同期比41%と大幅増加の4億7,210万レアルを記録している。

ブラジル国内およびラテンアメリカ地域担当のMáquinas Romi社の第3四半期の受注残は、製造業部門の回復、企業経営者の景況感改善、過去最低の政策誘導金利(Selic)並びにレアル通貨に対するドル高の為替などの要因で前年同期比127%増加の2億5,530万レアルを記録している。

前期同様にブラジル国内の大手企業向け部品製造の鋳物関連会社の受注残は、エネルギー部門の受注が牽引して前年同期比77%増加の7,160万レアルとなっている。

ヨーロッパなら便アジア市場をカバーするB+W 社の第3四半期の受注残は、COVID-19パンデミックによる世界経済の縮小の影響を受けて、前年同期比マイナス83.6%の600万レアルに留まっている。