ブラジルの2020年の石油生産は前年比5.5%増加の293万8,000バレル(2021年1月28日付けヴァロール紙)

ブラジル石油監督庁(ANP)の発表によると、2020年の1日当りの平均石油・天然ガス・バイオ燃料の生産は、前年比5.5%増加の293万8,000バレルで記録更新、COVID-19ワクチン接種に伴う国内経済回復でGDP伸び率の3.5%予想、2021年の石油生産は記録更新が予想されている。

昨年のブラジルの石油生産は、2年連続で前年比増加を記録したが、昨年下半期の石油生産は8月以降から減少に転じ、昨年12月の1日当りの石油生産は、前月比マイナス1.0%の272万6,000バレルであった。

2021年上半期に予定されていた石油開発向け洋上プラットフォームの保守整備による石油生産中止をCOVID-19パンデミックによる操業停止を利用して昨年下半期に前倒した影響で、昨年下半期の石油生産減少に繋がった。

昨年12月に前倒しされた洋上プラットフォームの保守整備による石油生産中止の影響を受けたのは、ブラジルの石油生産の半分に相当するサントス海盆の岩塩層下(プレソルト)油田のブージオ油田及びツピー油田(元ルーラ油田) であった。

今年のブラジル国内の1日当りの石油生産は、洋上プラットフォームの保守整備の終了に伴って前年比12万バレル、2022年は15万バレルそれぞれ増産をS&P Global Platts社では予想している。

今年初め2週間のプレソルト油田の1日当りの石油生産は、昨年12月比で14万バレル増加の206万バレルを記録しているとS&P Global Platts社は説明している。

ブラジルの石油生産は、今年3月から洋上プラットフォームの保守整備前の水準に戻ると予想、しかし現時点では15万バレル不足しているとS&P Global Platts社は説明している。