アマゾン地域は、非木材林産物の最大の多様性と最も経済的価値no生物群系(バイオーム)を擁している(2021年4月15日付けヴァロール紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の環境経済調査によると、木材関連産物を除くエコシステム生産調査では、アマゾン地域は、世界最大の多様性と最も経済的価値のある生物群系(バイオーム)であることが判明している。

アマゾン地域で経済的価値を擁する生産物として12品目が調査対象となっている。アサイ、凝固ラテックス、マテ茶、パルミット、パラー栗、ぺキ、ぺキ種、ババスー、カルナウーバ固形ワックス、粉末カルナウーバ、ジャボランジ並びにピアサーバが多くの経済効果を生み出している。

これ等の果樹や植物で最も経済的効果を生み出しているのは、アサイ単品で2016年の生産量は21万5,400トン、販売総額は、5億1,420万レアルで12品目の販売総額6億7,220万レアルの76%を占めている。

また地質・土壌の相違によって複雑な植生系がみられるが、降雨量は少ない潅木サバナのセラード地域では、12品目のうち9品目が生産されており、ピアウイ州とマラニョン州で盛んに栽培されているババスーの経済効果は、7,460万レアルとセラード地域全体の8,880万レアルの大半を占めている。

ババスーの種子には、ババスオイルと呼ばれる、食用、洗剤やスキンケア製品に使われる油脂が含まれるため、商業的に非常に重要であり、またババスーの果実は、医薬品、美容製品や飲料等に利用されている。

ブラジル北東部の半乾燥気候の地域に分布する有棘低木,サボテン,アガベ(リュウゼツラン)などが混在する植生のカーチンガ地域は、調査対象の12品目のうち6品目を生産、経済効果は3,100万レアルに留まっている。