薬局チェーンPague Menos社はExtrafarma社と買収交渉(2021年5月18日付けエスタード紙)

ブラジル国内の薬局チェーン業界3位のPague Menos社は、Imifarma Produtos Farmacêuticos e Cosméticos (Extrafarma)社に対して、6億レアルを提示して買収交渉を行っていると業界関係者の噂になっている。

医薬品業界の業界筋によれば、17日にPague Menos社は6億レアルを提示して、Ultraparグループ傘下のExtrafarma社の買収交渉が成立したとロイター通信社のニュースとなっている。

薬局業界3位のPague Menos社がExtrafarma社の買収に成功すれば、業界トップのRaia Drogasil SAに次いで業界2位に飛躍する。Extrafarma社の買収でPague Menos社の薬局網は3分の1以上増加してブラジル全国に1503店舗の薬局チェーンの店舗を擁する。

ブラジル全国に402店舗を擁しているExtrafarma社で、Pague Menos社は、特に北部地域並びに北東部地域でのプレゼンスを高めるシナジー効果が得られる。

Ultraparグループは、ポートフォーリオビジネスの薬局チェーン網のExtrafarma社をPague Menos社に売却することで、コアビジネスの石油・天然ガス事業に資本を集中して、コアビジネス強化に努める。Ultraparグループは、ペトロブラス石油公社と南大河州のRegap石油製油所の買収交渉を行っている。

ロイター通信によると、米国のプライベート・エクイティ会社ゼネラル・アトランティック社に投資をしているPague Menos社は、日本の公正取引委員会に相当する経済防衛行政審議会(Cade)が買収を承認すれば、3億レアルをUltrapar社に支払う。残りは今後2年間で2回の均等分割払いで支払う。

Pague Menos社は、2020年8月にサンパウロ証券取引所(B3)で新規株式公開で上場以来で初めての企業買収となる。今年初めからPague Menos社の株価は、半年足らずで19.0%も値上がりしている。