昨年のブラジル国内の自然災害による損害は40億ドル以上(2021年5月20日付けエスタード紙)

世界的なリスクコンサルタント企業の米国資本Aon社の気候・災害分析報告書によると、2020年のブラジルの自然災害による損失は、40億ドルを突破している。

Aon社が算出する統計表は、持続可能性を目的とした政府や企業の慣行の欠如による経済的影響を定量化するために、金融市場が使用する主要な指標の1つとして利用されている。

シカゴに本社を置くエーオン社(Aon Corporation)は、リスクマネジメント、保険、再保険ブローカー、人事および経営のコンサルティング、特殊な保険のアンダーライティングの分野のリーディングカンパニー。

昨年のラ・ニーニャ現象で影響を受けた旱魃によるブラジル国内の森林火災の被害総額は、30億ドルに達している。一方洪水によるブラジル国内の被害総額は、10億ドル以上が見込まれている。

エーオン社(Aon Corporation)の報告書によると、2019年8月~2020年7月までの1年間の法定アマゾン地域の森林火災による熱帯雨林消滅は、前年比84.0%増加の1,110万エーカーに相当する450万ヘクタールに達している。

環境衛星応用研究所(Lasa)によると、2020年7月までの1年間のアマゾン地域の森林火災による熱帯雨林消滅面積は、エスピリト・サント州の面積に相当し、またバイオームの総面積の30%に相当する。