外資系企業による初めてのプレソルト油田開発に80億ドル投資(2021年6月1日付けヴァロール紙)

ノルウエー資本の石油・天然ガス開発企業Equinor社は、サントス海盆の岩塩層下(プレソルト)のバカリヤウ油田(旧カルカラ)に80億ドルを投資して、石油・天然ガスの開発・生産を行うと発表した。

外資系企業によるプレソルトのバカリヤウ油田の開発・生産は初めてであり、ExxonMobil社は権益の40%、Petrogal Brasil社は20%、Pré-sal Petróleo SA(PPSA) 社は20%の権益を擁している。

Equinor社は、2024年からの石油生産を予定しているが、COVID-19パンデミックの影響で石油開発プラットフォームでのCovid-19感染防止プロトコル導入や安全性確保などの問題で生産開始の遅れも否定していない。

バカリヤウ油田の開発・生産は、2021年3月にブラジル石油監督庁(ANP)から許可を得ている。Equinor社では、バカリヤウ油田の原油生産の損益分岐点(break-even point, BEP)を1バレル当たり35ドルを見込んでいる。また同油田の原油生産可能な埋蔵量は10億バレル以上と予想している。

バカリヤウ油田の原油生産を行う浮遊式プラットフォームは、海底から石油や天然ガスを掘削・生産するために19井戸に接続されており、1日当りの原油生産は22万バレル、貯蓄能力は200万バレルを擁している。