7月のインフレ指数は0.72%と7月としては2004年以降で最高記録(2021年7月23日付けエスタード紙)

今月23日のブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、2021年7月の6月16 日~7月15 日までの30 日間に計測されたインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA-15)は、0.72%と同月としては2004年7月に記録した0.93%以来、過去16年間で最高のインフレ指数を記録している。

しかし今年7月のIPCA-15指数0.72%は、前月6月のIPCA-15指数の0.83%を下回っている。7月の過去12か月間の累計IPCA-15指数は8.59%を記録している。

今年7月のIPCA-15指数が0.72%を記録した要因として、電力エネルギー料金の値上げが0.72%のうち0.21%を占めて最も大きなインフレインパクト要因となっている。

水力発電所の貯水ダムの水位低下を補うための生産コストの高い火力発電所の稼働を余儀なくされ、電力エネルギー料金が「赤旗レベル2」の52%の値上げの影響で、7月から電力エネルギー料金は3.85%値上げされた。

今年6月の「赤旗レベル2」の100キロワット時(kWh)当たり電力エネルギー料金6.24レアルを7月から52%値上げの9.49レアルに値上げされた影響で、インフレ指数の住居グループの値上げは2.14%を記録、7月のIPCA-15指数0.72%のうち0.33%を占めている。

7月の電力エネルギー料金値上げ以外にも、家庭用プロパンガス料金は3.89%値上げ、都市ガスは2.79%値上げされている。輸送関連グループは1.07%増加、食品・飲料グループは0.49%増加した一方で、健康保健・パーソナルケアグループはマイナス0.24%、通信グループもマイナス0.04%を記録している。

7月の輸送関連グループは1.07%増加の内訳は、エアチケット代の35.64%値上げが牽引したが、6月はマイナス5.63%を記録していた。また燃料価格は6月のマイナス3.69%から一転して0.38%増加、そのうちガソリン価格は0.50%増加、過去12か月間では40.32%高騰している。

7月のIPCA-15指数計測では、7月8日に国家保健補助庁(ANS)は民間健康保険プランの8.19%の値下げを承認したために、健康保健・パーソナルケアグループはマイナス0.24%を記録している。