今年7月の過去12か月間の化学部門の貿易収支は、360億ドルの赤字計上で記録更新(2021年8月24日付ヴァロール紙)

ブラジル化学工業協会(Abiquim)の発表によると、2021年7月の化学関連製品の輸入金額は、前月比4.1%増加の53億ドル、前年同月比では45.4%の大幅増加を記録している。

また今年7月の化学関連製品の輸入量は前月比4.7%増加の530万トン、前年同月比では11.1%増加を記録している。今年7月の過去12か月間の化学関連製品の貿易収支は、360億ドルの赤字を計上して過去最高の赤字を更新している。

一方今年7月の化学関連製品の輸出金額は、前月比4.3%増加の12億6,000万ドル、輸出量は前月比10.2%増加の130万トンを記録している。

7月の過去12か月間の化学関連製品の貿易収支が360億ドルの赤字計上した要因として、国内経済の回復サイクル入りの一方で、国内での化学工業部門やの投資が等閑にされている現状を浮き彫りにしている。

今年4月にブラジル国内の天然ガス市場の活性化に向けた法律公布、民間企業の天然ガスの運輸・配給・売買に関する規制を柔軟化し、ペトロブラス石油公社の独占市場に民間企業の参入を促し、天然ガス事業部門の競争力を強化することでエネルギーコストを低減させ、製造業の生産性向上を目指している。

今年初め7か月間の化学関連製品の輸入金額は、前年同期比30.6%の303億ドルに達している一方で、ブラジルの化学関連製品の輸出金額は、前年同期比18.1%増加の77億ドルに留まっており、今年初め7か月間の化学関連製品の貿易収支は、前年同期比35.5%増加の226億ドルの赤字を計上している。