8月の企業経営者の景況感は、4か月連続増加から一転して減少に転じた(2021年8月27日付ヴァロール紙)

ジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)の8月1日~25日の1044社対象の調査によると、2021年8月の企業経営者の景況感を計る企業経営者景況感指数(ICE)は、4か月連続増加から一転して前月比1.4ポイント減少の107ポイントを記録している。

今年6月~8月の月間平均企業経営者景況感指数(ICE)は、前四半期比0.9ポイント上昇している。昨年末からの電気・電子部品の供給不足、過去数か月間の国際的な物流ロディステック問題、電力エネルギー料金値上げ以外にも、新型コロナウイルス変異株のデルタ株の感染拡大の可能性は、製造業部門の企業経営者の景況感の悪化要因となっている。

また今年8月の企業経営者の現状景況感指数は、2.4ポイント減少の109.4ポイント、今後数か月間後の景況感指数(IE)は、0.3ポイント減少の104.6ポイントに留まっている。

現状景況感指数ISAを構成する要因の中で最も大きな落ち込みは、現状ビジネス状況指数で3.5ポイント減少の105.8ポイントと2020年8月に記録した99.1ポイント以来の低水準を記録している。総需要指数と在庫水準指数は、それぞれ0.7ポイントと2.5ポイント低下して、109.7ポイントと111.9ポイントを記録している。

今後数か月間後の景況感指数(IE)を構成している生産見込み指数は、0.6ポイント増加の101.2ポイント、雇用見込み指数は、0.2ポイント増加の108.5ポイントとそれぞれ2021年1月以降では最高水準を記録している。

一方企業経営者の今後6か月後のビジネス状況見込み指数は、1.5ポイント減少の103.9ポイント、2021年6月の104ポイントを若干下回っている。

今年8月の製造業部門の設備稼働率(Nuci) は、0.4ポイント減少の79.7ポイントと過去9か月間では、2番目に高い設備稼働率(Nuci) を記録している。