今年7月の中央政府の財政プライマリー収支は198億レアルの赤字に留まる(2021年8月31日付ヴァロール紙)

2021年7月の中銀、国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府のインフラ指数を差引いた実質財政プライマリー収支は、198億レアルの赤字を計上した。

金融市場関係者は、今年7月の中央政府の財政プライマリーは314億レアルの赤字を予想していたににも関わらず、赤字は予想を115億レアル下回っている。

またCOVID-19パンデミック対応で、昨年上半期からの月額600レアルの緊急給付金(auxílio emergencial)支給など大幅な財政出動を余儀なくされた昨年7月の879億レアルの赤字を大幅に下回っている。

今年初め7か月間の中央政府の財政プライマリー収支は、734億レアルの赤字を計上しているにも関わらず、COVID-19パンデミック対応による緊急財政出動を余儀なくされていた昨年同期の5052億レアルを約7分の1の赤字に留まっている。

今年7月の中央政府の純歳入は前年同月比41.4%増加、一方歳出は18.1%減少、初め7か月間の累計歳入は前年同期比32.2%増加、累計歳出は21.4%減少している。

財務省のプリズム財政レポート(Prisma Fiscal )を基にした財務省エコノミストの2022年の財政プライマリー収支赤字は、GDP比1.1%を予想、2020年の財政プライマリー収支赤字は、GDP比92.4%に達していたが、今年の財政プライマリー収支赤字は、GDP比83.2%まで減少すると予想している。