第17回石油・天然ガス鉱区入札では僅か5ブロック落札で過去最悪 (2021年10月7日付ヴァロール紙)

ブラジル石油監督庁(ANP)の発表によると、今月7日の第17回石油・天然ガス鉱区入札には、92ブロックが入札に掛けられたにも関わらず、僅か5ブロックが落札されてだけで、過去最悪の石油・天然ガス鉱区入札となった。

シェル社は落札された5ブロックのうち4ブロックを落札、また残りの1ブロックは、コロンビア資本のEcopetrol社とコンソーシアムを組んだシェル社が共同落札している。

シェル社が落札した5ブロックの入札総額は僅か3,714万レアルに留まったが、今後の石油・天然ガス開発向けの最低投資総額は1億3,600万レアルが見込まれている。

今回の石油・天然ガス鉱区入札には、サントス海盆、ポチグア海盆、カンポス海盆並びにペロタス海盆の92鉱区が入札に掛けれれたにも拘らず、サントス海盆の5ブロックのみが落札されている。

第17回石油・天然ガス鉱区入札は、92ブロックに分けられて実施されたが、世界自然遺産に登録されているフェルナンド・デ・ノローニャ島やロカス環礁(Atol das Rocas)に近いポチグア海盆の鉱区入札に対して、環境破壊問題の発生が憂慮されていた影響を受けて、入札を試みた企業は皆無であった。

入札参加申し込み企業としてペトロブラス石油公社、 3R Petroleum社, Chevron社, Shell社, Total Energies EP社, Ecopetrol社, Murphy Exploration & Production Company社, Karoon Petróleo社並びにGás e Wintershall Dea社の9社が入札参加を表明していた。