来年のインフレ指数を許容上限値の5.00%に上方修正(2021年11月29日付けエスタード紙)

29日のブラジル中央銀行による最終フォーカスレポートによると、2022年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を前回予想の4.96%から許容上限値の5.00%に19週連続となる上方修正を行った。1か月前の予想は4.55%であった。

10月の中銀の通貨政策委員会(Copom) は、今年のIPCA指数を9.50%、2022年のIPCA指数を4.1%、2023年のIPCA指数を3.1%を予想していた。

今年のIPCA指数を前回予想の10.12%から10.15%と34週連続となる上方修正を余儀なくされたが、今年のIPCA指数の中央目標値は3.75%、許容範囲は±1.50%に相当する最低2.25%、最高5.25%に設定されているが、上限許容値5.25%を約5.00%上回っている。1か月前の予想の9.17%を約1.00%上回っている。

今年のインフレ指数が10.0%を突破予想は、ジウマ・ロウセフ政権下の2015年に記録した10.67%と6年ぶりの高インフレ指数を記録するのは避けられないと予想されている。

今回の採取フォーカスレポートでは、2023年のIPCA指数は前回予想の3.27%から3.42%、2024年のIPCA指数は、前回予想の3.07%から3.10%とそれぞれ上方修正されたが、 2023年のIPCA指数の中央目標値は3.25%。許容範囲は±1.50%に相当する最低1.75%、最高4.75%に設定されている。2024年のIPCA指数の中央目標値は3.00%。許容範囲は±1.50%に相当する最低1.50%、最高4.50%に設定されている。

また今年のGDP伸び率は、前回予想の4.80%から4.78%と若干下方修正したが、1か月前の予想は4.94%であった。2022年のGDP伸び率は、前回予想の0.70%から0.58%に下方修正されたが、1か月前の予想は1.20%であった。

2023年のGDP伸び率は、前回予想の2.00%に据え置かれたが、1か月前の予想2.00%に据え置かれている。2024年のGDP伸び率は、前回予想の2.00%に据え置かれたが、1か月前の予想の2.20%であった。