第3四半期の失業率は12.6%に縮小も平均給与は11.0%減少(2021年11月30日付けエスタード紙)

30日発表のブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、2021年第3四半期のブラジルの月間平均失業率は、第2四半期の14.2%から1.6%の大幅減少の12.6%を記録している。

今年第3四半期の就職活動をしている失業者は、前四半期比9.3%減少に相当する1,350万人まで減少、一方雇用総数は、4.0%増加の9,300万人に達している。

今年第3四半期の労働人口に占める雇用者総数は、第2四半期の52.1%から2.0%上昇の54.1%に達している。しかし第3四半期の平均賃金は、前四半期比4.0%に相当する102レアル減少している。

また第3四半期の平均賃金は、前年同期比では二桁台の11.1%に相当する307レアル減少の2,459レアルに留まり、給与の減少幅は2012年から統計を取り始めて最大の減少幅を記録している。

今年第3四半期の雇用の54.0%は労働手帳に記載されない非正規雇用であり、民間部門の非正規雇用は、10.2%増加に相当する1,170万人を記録している

今年第3四半期の部門別雇用では、商業部門の雇用は前四半期比7.5%に相当する120万人が新たに職を得ている。また家政婦は前四半期比9.2%に相当する540万人に達し、増加率では、統計を取り始めた2012年以降では最高記録、第3四半期の非正規雇用は、10.8%に相当する39万6,000人増加を記録している。

Covid-19パンデミック以前の2020年第1四半期の家政婦部門は600万人が従事していたが、Covid-19パンデミックによる失業では最も打撃を受けた職種となっていた。

また今年第3四半期の自営業者は、前四半期比3.3%増加の2,550万人に達して、統計を取り始めて最高の比率を記録、全国法人登録台帳(CNPJ)を所持しない自営業者は1.9%増加、非正規雇用は40.6%に相当する3,800万人を記録している。

今年第3四半期の商業部門の新規雇用は7.5%に相当する120万人増加、鉱工業部門は6.3%に相当する72万1,000人増加、建設業部門は7.3%に相当する48万6,000人増加、家庭内サービス部門の雇用は、8.9%に相当する44万4,000人増加を記録している。