5月の過去12か月間の累計クレジット残高は、前年同期比16.3%増加(2022年6月21日付ヴァロール紙)

ブラジル銀行連盟(Febraban)の調査によると、2022年5月のブラジル国内の銀行のクレジット残高は前月比1.0%増加、5月の過去12か月間の累計クレジット残高は、前年同期比16.3%の二桁増加を記録しているが、今年4月の過去12ヶ月間の累計クレジット残高は前年同期比16.5%増加していた。

今年上半期のクレジット部門は、一般家庭向けクレジットが牽引して、継続して堅調な伸び率を記録しているとブラジル銀行連盟(Febraban)は説明している。

ブラジル中央銀行のストライキの影響で、今年2月からブラジル国内のクレジット部門の正式な統計の発表は行われていないが、政策誘導金利Selicが二桁台に達しているにも関わらず、一般家庭の消費が牽引して堅調に増加している。

COVID-19対応ワクチン接種拡大による国内経済活動の正常化、雇用の回復、1,000レアルまでの現役サラリーマンの勤続期間保障基金(FGTS)預金の引出、年金・恩給受有者向け給与・年金口座連動型クレジット拡大、年金・恩給受給者に対する13ヶ月サラリーの半額前払いなどで一般家庭のクレジットが拡大してきている。

今年5月の個人向けクレジットは前月比1.7%増加、5月の過去12か月間の累計では21.9%増加を記録、過去最高を記録した2011年6月の22.2%増加に接近している。一方法人向けクレジットは8.9%増加を記録している。

営業日数の多かった今年5月のクレジット残高は,前月比12.8%増加した一方で、1日当りの平均クレジット残高は前月比2.6%減少、5月の過去12か月間の累積クレジット残高は24.5%増加している。

今年5月の一般家庭向けクレジットは10.2%増加した一方で、1日当りの平均クレジット残高は4.8%減少、過去12か月間では24.1%増加、前期同様に法人向けクレジット残高は15.9%増加、1日当りの平均クレジット残高は0.1%微増、5月の過去12か月間の法人向け累積クレジット残高は25.0%増加を記録している。