8月の新車生産台数は43.9%増加の23万8,000台(2022年9月9日付けエスタード紙)

全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると、2022年8月のトラックやバスを含む自動車生産は、前年同月比43.9%増加の23万8,000台と過去21カ月間で最高の生産台数を記録、前月比では8.7%増加を記録している。

今年8月の自動車生産台数23万8,000台を上回ったのは、2020年11月に記録した23万8,200台であった。今年初め8か月間の累計自動車生産台数は、前年同期比4.7%増加の155万台に達している。

昨年から継続している世界的な自動車向け半導体の供給不足問題の影響で、ワーゲン社や日産は部分的な生産中止を余儀なくされているが、レンタカー会社などを中心に直接納入台数は増加してきている。

今年8月の新車販売台数は、前年同月比20.7%増加の20万8,600台を記録、前月比では14.6%とそれぞれ二桁台の伸び率を記録している。

今年5月から7月の1日当たりの平均新車販売は8,500台~8,700台であったが、8月は今年初めて9,000台を突破、今年初め7か月間の累積販売台数は前年同期比マイナス12.0%を記録していたが、8月はマイナス8.0%に相当する131万台を記録している。

8月の新車輸出台数は前年同月比58.9%増加の4万6,800台、8月のアルゼンチン向け新車輸出台数は前月比11.7%増加、今年初め8か月間の新車輸出台数は、前年同期比32.2%増加の33万5,000台を記録している。今年8月の自動車業界の新規雇用は255人、過去12カ月間で1,100人増加、自動車業界の従業員総数は10万4,200人を記録している。

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