過去7年間でブラジル国内の銀行は5,800支店を閉鎖(2022年9月21日付けヴァロール紙)

ブラジル中央銀行の最新の統計によると、ブラジル国内の銀行は、現金自動預払機(ATM)の設置拡大やデジタルトランスフォーメーションによるオンラインサービスの充実で銀行支店の事業縮小に伴って、現在の銀行支店数はピーク時の25.1%少ない1万⒎348支店まで減少している。

ブラジル国内の銀行支店数はピーク時の2015年3月の2万315支店から今年7月には25.1%に相当する5,806支店が閉店を余儀なくされて、1万7,348支店まで縮小した一方で、法人向け銀行窓口業務サービスステーションは2倍に増加している。

7年前の2015年3月のブラジル銀行の支店数は5,544支店でトップ、続いてブラデスコ銀行は4,654支店、イタウー銀行3,847支店、連邦貯蓄金庫3,401支店、サンタンデール銀行は2,641支店を擁していた。

現在の銀行支店数トップはブラジル銀行の3,984支店、連邦貯蓄金庫3,372支店、ブラデスコ銀行2,910支店、イタウー銀行2,617支店、サンタンデール銀行は2,575支店を擁している。

しかし過去7年間で最も支店を閉鎖したのはブラデスコ銀行の1,744支店、ブラジル銀行1,560支店、イタウー銀行1,230支店、サンタンデール銀行は66支店、連邦貯蓄金庫は僅か29支店を閉鎖したに過ぎない。

今年7月の法人向け銀行窓口業務サービスステーション(PA) は、1万1,858ステーションと2015年3月の1万474ステーションを13.2%に相当する1,384ステーション増加している。

銀行窓口業務サービスステーションはより単純な業務だけで、外国為替、財務業務、適格顧客向けの投資ファンドなどのサービスを行っていない。 さらに大半は一般公開されておらず、特定の企業、官公庁、大学などのサービス ポイントであり、その機関のメンバーや従業員のみを対象としている。

デジタルテクノロジーの進歩とCOVID-19パンデミックによる金融サービスのデジタル化に伴い、大手銀行は支店を閉鎖し、物理的なサービスに対する需要の減少を利用して経費を削減している。 閉鎖する支店の多くは 銀行窓口業務サービスステーション に置き換えられる。PA は建物の構造が小規模で 現金を扱わないために治安に対する経費節減でコスト削減に繋がるメリットがある。

2015年3月の銀行窓口業務サービスステーション数は4,312ステーションであったが、今年7月には99.3%に相当する4,281ステーション増加で8,593ステーション迄倍増を記録している。

ブラジルの製紙・パルプ業界は世界経済ボラティリティにも拘らず、630億レアル以上の投資プロジェクトを抱えている(2022年9月21日付けヴァロール紙)

世界経済ボラティリティにも拘らず、ブラジルの製紙・パルプ業界は、2028年までにパルプ増産プロジェクトや新規工場建設も含めて604億レアルの投資プロジェクトを擁しているが、現在の世界的な紙・パルプ需要の拡大に伴って更に最低でも30億レアルの投資が見込まれている。

既に発表されているパルプ生産プロジェクトには世界的な製紙・パルプメーカーのSuzano社、Klabin社、 CMPC社並びにArauco社が新規プロジェクトを既に発表しているが、特に Suzano社の Cerradoパルプ工場が最大規模のプロジェクトとなっている。

Suzano社の Cerradoパルプ工場の投資総額は193億レアル、そのうち製造部門への投資は147億レアルが見込まれている。南マット・グロッソ州の Ribas do Rio Pardoパルプ工場は世界最大のパルプ生産工場であり、年間パルプ生産量は255万トンに達する規模を誇っている。

マット・グロッソ州の Ribas do Rio Pardoパルプ工場は、州都のカンポ・グランデ市から100キロメートル離れた人口が2万5,000人の小都市での操業予定であるが、約3,000人の直接雇用に繋がるプロジェクトと同社の Aires Galhardo専務取締役は説明している。

ブラジル木材工業 (Ibá) の公式発表されていない投資プロジェクトの中には、アジアの RGE (ロイヤル ゴールデン イーグル) による 4 台のトイレット ペーパー マシン (ティッシュ) の設置があります。 グループのパルプ生産部門である Bracell 社は、プロジェクトは認めているものの、投資額や規模などは明確にしていない。

ブラジル国内では、同社は年間 24 万トンの生産能力を持つ 4 台の Andritz ティッシュを生産する4台の装置を2024年第2四半期から導入を予定しており、 各生産装置のティッシュ ラインとトイレット ペーパーやタオルの年間生産能力はそれぞれ6万トンで1億ドル以上の投資が見込まれている。

また RGE社は中国での2カ所でのティッシュ生産工場の建設を計画しているが、ブラジル及び中国でのティッシュ生産の原材料となるパルプは現地調達で賄うと説明している。

ブラジル国内での短繊維のユーカリ栽培には植林可能な広大な面積、成長が非常に速く木材伐採の短いサイクル、好ましい土壌と気候条件は、世界で最高のパルプ生産の条件を擁していると Index グループの Marcelo Schmid 共同経営者は説明している。

2024 年下半期の操業開始が予定されている新しいスザノ工場は、再生可能エネルギー源からエネルギーを自給自足し、また230万人の都市に1ヶ月間に亘って充分供給する電力エネルギー180 メガワット (MW) を電力会社に売却する能力を擁している。

中古車スタートアップ企業Kavak社は8億1,000万ドルに達するクレジット枠調達(2022年9月20日付けヴァロール紙)

メキシコ資本の中古車販売のスタートアップ企業Kavak社は中古車販売の事業拡大のために、総額8億1,000万ドルに達するクレジット部門の資金調達に成功している。

中古車販売拡張のためのクレジット調達として、Kavak プラットフォームのファイナンス部門管理部門を担っている英国資本のHSBC 銀行から6億⒎500万ドル、 Goldman Sachs銀行は1億ドル、Santander 銀行から3,500万ドルのクレジット枠を調達している。

Kavak 社は、資金調達に成功した8億1,000万ドルに達するクレジットをラテンアメリカ地域での新規事業開発や中古車の在庫増加で一層のマーケットシェア拡大を図る。

メキシコ資本Kavak 社は2016年創業、顧客の50%はKavak 社のクレジットで中古車を購入、また顧客の40%は初めての中古車購入をしている。Kavak 社はメキシコ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、コロンビア及びペルーで事業を展開しているが、最近トルコでも中古車販売事業に進出している。

創業者のアイルランド系のRoger Laughlin氏は、ヴェネズエラ生まれの若干37歳。Roger Laughlin一家は政治混乱が続いているヴェネズエラからアルゼンチンに移住、メキシコに住んでいた2016年に2人の友人と共にKavak社を設立した。

2021年に世界3位の中古車市場のブラジルに進出したKavak社は、ブラジルの中古車市場は伝統的に技術的保障やファイナンスで不透明な部分が多かったが、プラットフォームのユーザーの不安感を軽減するサービスやファイナンスを提供することで利用者を拡大している。

8月のブラジル国内の鋼板販売は22.0%増加(2022年9月20日付けヴァロール紙)

ブラジル鉄鋼卸売業者協会(Inda)の発表によると、2022年8月のブラジル国内の鉄鋼卸売業者による厚板、冷間、熱間圧延や亜鉛メッキ材などの鋼板販売は、前年同月の27万4,500トンを22.0%上回る33万5,000トンを記録、前月比でも6.2%増加を記録している。厚板、冷間、熱間圧延や亜鉛メッキ材などの鋼板販売は鉄鋼製品全体の40%を占めている。

また今年初め8か月間の累計鋼板販売は前年同期比3.6%増加の255万トンを記録、主な鋼板販売先は自動車部品業界、機械装置業界、鋼板パイプ業界や建設業界となっている。

ブラジル鉄鋼卸売業者協会(Inda)では、今年9月のブラジル国内の鋼板販売は、8月を若干下回る33万1,600トンを予想しているにも拘らず、前年同月を4万トン上回ると予想している。今年のブラジル国内の鋼板販売は、前年比5.0%~6.0%増加をブラジル鉄鋼卸売業者協会(Inda)の Carlos Loureiro会長は予想している。

ブラジル鉄鋼卸売業者協会(Inda)では、8月の顧客の鋼板需要を満たすために、圧延鋼関連鋼板を前月比5.6%増加に相当する35万1,000トンを鉄鋼メーカーから購入、前年同月比では16.0%増加であった。

ブラジル鉄鋼卸売業者協会(Inda)では、今年初め8か月間の鋼板購入量は前年同期比2.9%増加の255万8,000トン、また9月の鋼板購入量は前月比3.0%増加の36万1,000トン、前年同月比では30%増加が見込まれている。

今年8月のInda加盟の卸売り業者の鋼板ストックは、営業日換算では2.5ヶ月に相当する82万2,000トンと適正なストックを抱えている一方で、厚板のストックは7.3ヶ月と過剰在庫を抱えている一方で、亜鉛メッキ鋼板は僅か0.9ヶ月の在庫まで減少している。

今年8月のプレート、金属シート、特殊鋼を除いた鋼板輸入は、前年同月比22.1%減少の14万7,680トンに留まっており、今年初め8か月間の累積輸入量は、前年同期比20.4%減少の107万トンと大幅に減少している。

今年8月の鋼板輸入の68.4%は中国からの輸入、中国に次いでオーストリアは17.1%を占めていた。また今年初め8か月間の中国からの輸入は75.1%を占めている。

中国種子ハイテク企業LongPing High-Tech社は、ブラジルでトウモロコシ種子生産拡大(2022年9月20日付けヴァロール紙)

中国種子ハイテク企業LongPing High-Tech社は、9月末までにミナス州パラカツ工場のトウモロコシ種子生産拡大を目的とした拡張工事及びグリーンフィールドのプリマヴェーラ・ド・エステ工場建設工事完了を見込んでおり、ブラジルで積極的な事業拡大を行う。

. ミナス州パラカツ工場及び同州プリマヴェーラ・ド・エステ工場のトウモロコシ種子の年間生産は、それぞれ6万種子入り袋で900万袋の生産能力を擁している。

ミナス州パラカツ工場拡張工事及び同州プリマヴェーラ・ド・エステ工場建設、サンパウロ州クラビーニョ本店、同州ジャルジノポリス支店、ミナス州アラグアイ支店、マット・グロッソ州ソリーゾ支店、パラナ州ローランジア支店を改装を含めて、今年の投資総額は5億1,200万レアルを見込んでいる。

ブラジル国内のトウモロコシの栽培面積は2,700万ヘクタールを擁しているが、 LongPing High-Tech社のトウモロコシ種子生産は2,100万ヘクタールをカバーする生産能力を擁していると同社の Aldenir Sgarbossa社長は説明、同社のコンペチターは米国資本Corteva社及びドイツ資本Bayer社と競合している。

Citic 社グループ傘下のLongPing社 は、ブラジルで生産予定の9 つの遺伝子バンクと共に高品質のハイブリッドの新しいブランドであるTEVO を立ち上げている。 新しいブランドの遺伝子組み換えハイブリッドは 5 種類。2 種類は夏作物用、2 種類はオフシーズン裏作用、1 種類は黍生産向け種子。これ等はMorgan及びForseed ブランドで既に販売されている 50 種類に追加される。

LongPing High-Tech 社はサンパウロ州クラビーニョス市にグローバル本社を置き、中国、米国、アフリカ、アルゼンチン、チリ、パラグアイに支社を擁している。 決算を公表していない同社は、2,000社以上の企業を結集する中国のグループであるCiticの唯一の農業部門であるLong Ping Agriculture ScienceとLong Ping High Tech Chinaによって管理されている。

今年7月のGDP伸び率は前月比0.6%増加(2022年9月19日付けヴァロール紙)

ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)のGDP伸び率モニタリング調査によると、 2022年7月のブラジルの国内総生産(GDP)伸び率は前月比0.6%増加、前年同月比では3.1%増加、今年5月~7月の四半期のGDP伸び率は前年同期比3.3%増加を記録している。

今年7月のGDP伸び率0.6%増加予想は、住宅投資、設備投資や公共投資などの国内総固定資本形成(FBCF)部門を除いた製造業部門及びサービス業部門のGDP伸び率が牽引しているとジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)調査コーディネーターの Juliana Trece氏は指摘している。

今年7月の一般家庭の消費は、非耐久消費財及びサービス業部門の消費が牽引して前月比0.5%増加、前年同月比では3.6%増加、今年5月~7月の四半期の一般家庭の消費の伸び率は4.3%増加している。

今年初め7か月間の耐久消費財部門は継続して前年割れを記録した一方で、半耐久消費財は6月迄12か月間連続で増加していたが、7月は前月比マイナスを記録している。

7月の国内総固定資本形成(FBCF)部門は前月比マイナス0.8%、前年同月比マイナス0.7%、今年5月~7月の四半期の FBCFはマイナス0.7%を記録している。

今年7月の財・サービスの輸出は前月比1.6%増加、前年同月比4.7%増加、 今年5月~7月の四半期はマイナス0.7%、また今年7月の財・サービスの輸入は3.4%増加、前年同月比12.3%増加、今年5月~7月の四半期は4.6%増加を記録している。

中銀のフォーカスレポートは今年のGDP伸び率を2.65%に上方修正(2022年9月19日付けヴァロール紙)

19日の中銀の最終フォーカスレポートによると、2022年のブラジルのGDP伸び率は、前回予想の2.39%から2.65%と大幅に上方修正している。

. 2022年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の6.40%から6.00%と大幅に下方修正、2023年のIPCA指数も5.17%から5.01%に下方修正した一方で、2024年のIPCA指数は3.47%から3.50%と若干上方修正している。

2023年のブラジルのGDP伸び率は、前回同様0.50%増加に据え置いたが、2024年のGDP伸び率は前回予想の1.80%から1.70%と若干下方修正している。

今年第2四半期のGDP伸び率は前四半期比1.2%増加した要因として、従業員が理由なき解雇のときなどに引き出せる積立金であるFGTS(勤続年数保証基金)の特別引出許可や年金・恩給受給者の13ヶ月サラリーの前払いなども追い風となっている。

8月3日開催された中銀の通貨政策委員会(Copom)は、金融市場関係者の予想通り政策導入金利(Selic)を現行の13.25%を0.50%引上げて13.75%に決定、2016年11月と同じ水準に達している。

中銀の通貨政策委員会(Copom)は、2021年3月から12回連続でインフレ圧力抑制のための金融引き締め政策の一環として、Selic金利の引上げを継続しており、過去最低のSelic金利2.00%から11.75%の大幅な引き上げ幅は1999年以降では最大の金融引き締めに相当している。

2022年末のSelic金利は13.75%、2023年末のSelic金利は11.25%、2024年末のSelic金利は8.00%が予想されている。中銀の通貨政策委員会(Copom)は今週開催されるが、中銀の今年のインフレ指数の中央目標値は3.50%、2023年は3.25%、2024年の中央目標値は3.00%に設定、許容範囲は±1.50%に設定されている。

今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.20 、2023年末は前回同様R$5.20に据え置かれたが、2024年末は前回予想のR$5.10からR$5.11に若干修正されている。

 

ペトロブラスは20日から石油製油所のディーゼル燃料価格を5.78%値下げ(2022年9月19日付けヴァロール紙)

ペトロブラス石油公社は、20日からグループ傘下の石油製油所のディーゼル燃料の卸売価格を現在の1リットル当たり5.19レアルを0.3レアル値下げの4.89レアルにすると発表している。

20日からのペトロブラスによるディーゼル燃料の卸売価格の0.2レアルの値下げは5.78%の値下げに相当、ガソリンスタントで販売されるディーゼル燃料の混合比率は90%がdiesel A、10%はバイオディーゼルとなっている。

ペトロブラス石油公社の一般消費者への1リットル当たりのディーゼル燃料価格は、現行の4.67レアルから4.40レアルに引き下げられ、インフレ指数の抑制に繋がると期待されている。

今回のペトロブラスによるディーゼル燃料の卸売価格の値下げは、販売価格と市場のバランスをとろうとするペトロブラスの価格設定慣行と一致していますが、石油の国際コモディティ価格と為替レートの結合ボラティリティを国内価格に転嫁することはではないと同社では説明している。

今年8月の農産物輸出は記録更新(2022年9月16日付けヴァロール紙)

農務省の統計を基にした経済省通商局(Secex)の発表によると、2022年8月のブラジルの農畜産部門の輸出金額は、前年同月比36.4%増加の148億ドルに達し、過去の記録を更新している。

今年8月のブラジルの農畜産部門の輸出金額が148億ドルに達した要因として、農畜産物の国際コモディティ価格の上昇及びトウモロコシの輸出量が320万トン増加していた。

経済省通商局 (Secex) の統計によると、 今年8 月の農畜産物の輸出量は前月比マイナス1.6%を記録したものの、穀物の国債コモディティ価格は、前年同月比14.2% 上昇したことが輸出金額の大幅な増加につながっている。

一方今年8月の農畜産物の輸入金額は、前年同月比34.5%増加の17億ドルに達し、統計を取り始めた1997年以降では過去の記録を更新している。今年8月の農畜産物の貿易収支は、131億ドルの大幅な黒字を計上している。

今年8月の農畜産物輸入では、特に肥料の輸入金額は前年同月比58.6%増加の25億ドルに達したが、肥料の平均国際コモディティ価格は96.6%と高騰した一方で、肥料の輸入量はマイナス19.4%と大幅に減少していた。

今年8月の大豆派生品の輸出は、前年同月比34.2%増加の50億7,000万ドルを記録、そのうち大豆の輸出量はマイナス6.0%に相当する610万トン、輸出金額は20.8%増加の38億ドル、過去12カ月間の大豆の国際コモディティ価格は28.5%と大幅に上昇している。

今年8月のブラジルの1トン当たりの大豆輸出価格は、623ドルと昨年同月の485ドルから大幅に上昇、中国向け大豆輸出は全体の73.3%に相当する280万トンを記録している。

8月の牛肉輸出は52.6%増加の14億ドルで記録更新、牛肉輸出量は8.7%増加、国際コモディティ価格は6.5%増加している。また鶏肉輸出は36.3%増加の9億2,280万ドル、豚肉輸出は28.9%増加の2億6,660万ドルであった。

8月のトウモロコシ輸出金額は20億3,000万ドルで記録更新、トウモロコシの輸出量は749万トン、1トン当たりの平均国際コモディティ価格は41.6%増加の271ドルであった

今年初め8か月間の農畜産物の輸出額は、前年同期比29.8%増加の1,083億ドルを記録、今年初め8か月間の農畜産物の輸出額は貿易総額の48.1%と昨年同期よりも4.0%増加している。

一般家庭の40%以上がテレビを通してインタネットにアクセス(2022年9月16日付けヴァロール紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭の情報通信テクノロジーサンプル調査(Pnad TIC)によると、2021年のブラジル国内の一般家庭のテレビを通したインターネトアクセス比率は、44.4%と2019年の32.3%よりも12%以上増加を記録している。尚2020年の情報通信テクノロジーサンプル調査(Pnad TIC)は、Covid‐19パンデミックの影響で実施されていなかった。

また2021年のネットで配信されている動画配信サービスをテレビで視聴するストリーミングの利用状況は8.7%に留まっているが、2019年は5.2%、2016年の利用比率の1.6%から4倍増加を記録している。

2021年の一般家庭のテレビを通したインターネトアクセスの世帯数は、2,914万7,000世帯と2019年の1,927万8,000世帯と比較して約51.2%に相当する約1,000万世帯の増加を記録している。

また一般家庭のテレビを通したインターネトアクセス調査開始の2016年の世帯数は、11.7%に相当する560万世帯であったが、5年間で4倍増加の急増を記録している。

インターネットへのアクセスデバイス調査では、セルラーは2019年及び2021年共に99.5%と依然としてトップを占めているが、2019年のマイクロコンピューターは45.2%と辛うじて2位を維持していたが、2021年には、テレビを通したインターネトアクセスが42.2%と逆転している。

インターネットで動画配信サービスを視聴しているストリーミングの利用状況は、2016 年の 1.6% から 2019 年には 5.2%、2021 年には 8.7% に上昇してきており、利用する一般家庭の増加傾向を示している。