インダストリー4.0についてSENAIと意見交換

2017年4月18日午前、全国産業職業訓練機関SENAI(Serviço Nacional de Aprendizagem Industrial) にてインダストリー4.0についての意見交換が行われた。主にIoTなどについてブラジルが今後将来に向けてどのように準備していくか、また、日本企業がどのような貢献ができるかなどについて議論が行われた。今年1月に会議所はSENAIにインダストリー4.0についてFIESP会員を通じて広くアンケートを実施することを提案していたが、その後、SENAIはFIESPとともに議論を7回にわたって行い、当所からの案6項目を網羅させた合計28項目のアンケートを5月から6月にかけてFIESP全会員に実施すると述べた。

また、来る4月28日にはインダストリー4.0に適応したプロフェッショナルを育成するサンパウロ州サン・カエターノ・ド・スール市のSENAI “Armando de Arruda Pereira”校(JICA支援のもと、1980年代後半に開校)の会議所関係者による訪問を企画しており、その打合せも行った。

参加者はリカルド・フィゲレド・テーラ技術担当取締役、オズワルド・レオス・マイア 最先端技術担当部長、クレシオス・ヴィニシウス・バチスタ補佐、会議所からは平田藤義事務局長および日下野成次総務担当、また、IoTに関するセミナー、プレゼンを会議所イベントにて既に数回行っている当所会員企業デロイトの技術・メディア・通信産業&分析リーダーで同社パートナーでもあるマルシア・オガワ氏および同社日本企業サービスグループマネジャーの池谷裕一氏が参加した。

 

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