9月のブラジルの貿易収支は39億9,300万ドルの黒字計上(2022年10月3日付けヴァロール紙)

経済省通商局(Secex)の発表によると、2022年9月のブラジルの貿易収支は、前年同月比マイナス9.3%の39億9,300万ドルの黒字を計上、今年初め9か月間の累計貿易収支は、前年同期比マイナス15.6%の478億6,800万ドルの黒字に留まっている。

今年9月の輸出総額は、前年同月比18.8%増加の289億5,000万ドル、輸入総額は、24.9%増加の249億56,00万ドルを記録している。

今年初め9か月間の累積輸出総額は、前年同期比18.4%増加の2,538億4,000万ドル、輸入総額は、30.6%増加の2,059億7,100万ドル、貿易総額は、23.6%増加の4,598億1,200万ドルを記録している。

経済省通商局(Secex)では、今年のブラジルの貿易収支は、前回予想の815億ドルの黒字を大幅に下回る554億ドルの黒字に下方修正、輸出総額は、前回予想の3,494億ドルから3,303億ドルに下方修正した一方で、輸入総額は、前回予想の2,680億ドルから2,749億ドルに上方修正、貿易総額は前回予想の6,174億ドルから6,052億ドルに下方修正している。

今年8月の農産物輸出は記録更新(2022年9月16日付けヴァロール紙)

農務省の統計を基にした経済省通商局(Secex)の発表によると、2022年8月のブラジルの農畜産部門の輸出金額は、前年同月比36.4%増加の148億ドルに達し、過去の記録を更新している。

今年8月のブラジルの農畜産部門の輸出金額が148億ドルに達した要因として、農畜産物の国際コモディティ価格の上昇及びトウモロコシの輸出量が320万トン増加していた。

経済省通商局 (Secex) の統計によると、 今年8 月の農畜産物の輸出量は前月比マイナス1.6%を記録したものの、穀物の国債コモディティ価格は、前年同月比14.2% 上昇したことが輸出金額の大幅な増加につながっている。

一方今年8月の農畜産物の輸入金額は、前年同月比34.5%増加の17億ドルに達し、統計を取り始めた1997年以降では過去の記録を更新している。今年8月の農畜産物の貿易収支は、131億ドルの大幅な黒字を計上している。

今年8月の農畜産物輸入では、特に肥料の輸入金額は前年同月比58.6%増加の25億ドルに達したが、肥料の平均国際コモディティ価格は96.6%と高騰した一方で、肥料の輸入量はマイナス19.4%と大幅に減少していた。

今年8月の大豆派生品の輸出は、前年同月比34.2%増加の50億7,000万ドルを記録、そのうち大豆の輸出量はマイナス6.0%に相当する610万トン、輸出金額は20.8%増加の38億ドル、過去12カ月間の大豆の国際コモディティ価格は28.5%と大幅に上昇している。

今年8月のブラジルの1トン当たりの大豆輸出価格は、623ドルと昨年同月の485ドルから大幅に上昇、中国向け大豆輸出は全体の73.3%に相当する280万トンを記録している。

8月の牛肉輸出は52.6%増加の14億ドルで記録更新、牛肉輸出量は8.7%増加、国際コモディティ価格は6.5%増加している。また鶏肉輸出は36.3%増加の9億2,280万ドル、豚肉輸出は28.9%増加の2億6,660万ドルであった。

8月のトウモロコシ輸出金額は20億3,000万ドルで記録更新、トウモロコシの輸出量は749万トン、1トン当たりの平均国際コモディティ価格は41.6%増加の271ドルであった

今年初め8か月間の農畜産物の輸出額は、前年同期比29.8%増加の1,083億ドルを記録、今年初め8か月間の農畜産物の輸出額は貿易総額の48.1%と昨年同期よりも4.0%増加している。

今年8月のブラジルの貿易収支は、48%減少の41億6,000万ドルの黒字(2022年9月2日付けヴァロール紙)

経済省通商局(Secex)の発表によると、2022年8月のブラジルの貿易収支は、41億6,400万ドルの黒字を計上したが、前年同月比ではマイナス48.0%と大幅な落ち込みを記録している。

今年初め8か月間のブラジルの累積貿易収支は、前年同期比マイナス15.8%の440億5,400万ドルに留まっており、二桁台の貿易収支の黒字減少を記録している。

今年8月のブラジルの輸出総額は、前年同月比8.4%増加の308億3,900万ドル、輸入総額は30.5%と大幅増加の266億7,500万ドルを記録、輸入増加率が輸出増加率を大幅に上回ったために貿易収支の黒字幅の減少につながっている。

今年初め8か月間の累計輸出総額は、前年同期比18.4%増加の2,250億9,000万ドル、累計輸入総額は31.5%増加の1,810億3,600万ドル、貿易総額は23.9%増加の4,061億2,700万ドルを記録している。

今年8月の農畜産部門の輸出は38.39%増加、鉱業部門はマイナス30.23%、製造業部門は24.79%と二桁台の増加を記録している。一方農畜産部門の輸入は30.03%増加、鉱業部門は45.39%増加、製造業部門は29.92%増加している。

今年8月の主な輸出先である中国、香港、マカオ向け輸出は、前年同月比マイナス17.54%、アジア向けはマイナス10.13%、北米は23.86%増加、南米は35.51%増加、ヨーロッパ向け輸出は7.71%増加している。

また今年初め8か月間の中国向け輸出は、マイナス3.31%の一方でアジア向けは3.67%増加、北米25.38%、南米38.96%、ヨーロッパ向けは28.26%増加。今年のブラジルの輸出総額は3,494億ドル、輸入総額は2,680億ドル、貿易総額は6,174億ドル、貿易収支は815億ドルの黒字を経済省通商局(Secex)では予想している。

 

今年7月のブラジルの貿易収支は54億4,400万ドルの黒字計上(2022年8月1日付ヴァロール紙)

経済省通商局(Secex)の発表によると、2022年7月のブラジルの貿易収支は、前年同月比22.7%増加の54億4,400万ドルの黒字を計上している。

今年初め7か月間の貿易収支は、前年同期比10.4%増加の397億5,000万ドルの黒字計上、今年初め7か月間の累計輸出総額は、前年同期比20.0%増加の1,940億⒎900万ドル、輸入総額は31.6%増加の1,543億2,800万ドルであった。

今年7月の輸出額は、前年同月比23.0%増加の299億5,400万ドル、輸入額は、ロシアによるウクライナ侵攻や世界的な製品供給問題などによる価格上昇を受けて41.6%増加の245億1,000万ドルであった。

経済省通商局(Secex)では、今年のブラジルの貿易収支を815億ドルの黒字を見込んでいる。輸出総額は3,494億ドル、輸入総額は2,680億ドル、貿易総額は6,174億ドルが予想されている。

今年7月の農畜産部門輸出は、前年同月比40.18%増加した一方で、鉱業部門の輸出はマイナス5.55%、製造業部門の輸出は33.19%増加を記録している。一方7月の農畜産部門の輸入は8.92%増加、鉱業部門は35.23%増加、製造業部門の輸入は43.37%と大幅に増加している。

今年7月の中国、香港並びにマカオ向け輸出は、前年同月比マイナス0.51%を記録した一方で、アジア向け輸出は7.15%増加を記録している。また北米向け輸出は11.27%増加、南米向け輸出は64.69%、ヨーロッパ向け輸出も46.49%それぞれ大幅に増加している。

今年初め7ヶ月間の中国向け輸出はマイナス1.06%と微減した一方で、アジア向け輸出は5.67%増加、北米向けは25.56%増加、南米は39.53%、ヨーロッパ向け輸出も31.90%それぞれ大幅な増加を記録している。

5月の貿易収支は、前年同月比44.7%減少の49億4,300万ドルに留まる(2022年6月13日付けヴァロール紙)

経済省通商局(Secex)の発表によると、2022年5月のブラジルの貿易収支は、49億4,300万ドルの黒字を計上したにも関わらず、昨年5月比では44.7%と大幅な黒字の減少を記録している。

今年5月の輸出総額は、前年同月比8.0%増加の296億4,700万ドルに対して、輸入総額は、33.5%増加の247億400万ドル、貿易収支は49億4,300万ドルの黒字に留まっている。

今年初め5か月間の累積貿易黒字は、前年同期比6.4%減少の251億2,800万ドル、今年初め5か月間の累積輸出総額は、前年同期比20.3%増加の1,310億8,600万ドルに対して、累積輸入総額は29.0%増加の1,059億5,700万ドル、累積貿易総額は、24.0%増加の2,370億4,400万ドルを記録している。

経済省通商局(Secex)が4月に行った最終予想によると、今年の貿易収支は1,116億ドルを見込んでおり、輸出総額は3,488億ドルに対して輸入総額は2,372億ドル、貿易総額は5,860億ドルと予想している。

中国のロックダウンはブラジルの輸出にブレーキをかけるも、貿易黒字加速(2022年5月18日付エスタード紙)

ジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)の貿易指数(Icomex)調査によると、COVID-19パンデミック対応の中国の上海などの主要都市のロックダウン政策導入は、ブラジルの中国向け輸出にブレーキをかける要因になるのもも、ブラジルの貿易黒字を抑制するには及ばないと説明している。

今年初め4か月間のブラジルの中国向け輸出金額は前年同期比24.1%、輸入は27.6%とそれぞれ二桁台の増加を記録している一方で、輸出量は僅か3.5%増加、輸入量は3.5%減少を記録している。

. 今年初め4か月間のブラジルの輸出の平均価格は、国際コモディティ価格の高騰の影響を受けて前年同期比19.6%と大幅増加、輸入の平均価格は32.2%と非常な価格上昇をきたしている。

. 中国政府が採用しているロックダウン政策は、世界的なインフレ上昇に繋がっている一方で、中国の経済成長を阻害して、ブラジルの中国向け輸出減速に繋がっている。しかし中国は依然としてブラジルの貿易黒字を牽引しているが、世界的な供給体制問題の足枷になっている。

昨年4月~今年4月迄のブラジルの中国向け輸出額は10.7%増加に対して、輸入額は29.0%増加、平均輸入価格は35.4%増加した一方で、輸入量は5.0%減少、平均輸出価格は21.1%増加した一方で、輸入量は9.0%減少している。

. 今年初め4か月間の中国向け輸出量は9.6%減少した一方で、米国向け輸出量は7.7%増加、ヨーロッパ連合は10.2%増加、アルゼンチン向け輸出量は6.7%増加を記録している。

 

4月の履物輸出は、同月としては過去14年間で最高の売上記録(2022年5月16日付ヴァロール紙)

ブラジル履物工業会(ABICALÇADOS)の発表によると20224月のブラジルの履物輸出金額は、米国向け履物輸出が牽引して前年同月比75.4%増加の1億1,400万ドル、履物輸出量は、52.4%増加の1,300万足に達している。

今年初め4か月間のブラジルの履物輸出量は、前年同期比68.2%増加の5,372万足を記録、輸出金額は32.6%増加の43,465万ドルを記録、4月の履物輸出金額は、同月としては過去14年間で最高の売上記録を達成している。

今年初め4か月間の履物輸出量は、COVID-19パンデミック期間中の2019年同期比で24.8%増加、輸出金額は26.7%増加、特に今年4月の履物輸出量は52.4%増加の1億1,400万足、輸出金額は75.4%増加の11,400万ドルを記録、4月としては過去14年間で最高記録を更新している。

今年4月の米国向け履物輸出量は、前年同月比147.2%増加の250万足、輸出金額は130.3%増加の3,057万ドルを記録、ブラジルの米国向け履物輸出が大幅に拡大した要因として、中国国内のCOVID-19パンデミックによるロックダウン、物流問題や輸送運賃高騰、中国製履物への追加課税などが挙げられる。

ブラジルの米国向け履物輸出は全体の30%以上を占めている。また今年初め4ヶ月間の輸出量は122.7%増加の852万足、輸出金額は1億1,930万ドルに達している。今年初め4か月間のブラジルの履物の1足当たりの平均輸出金額は、8.80ドルと過去2年間落ち込んでいた価格は回復している。

今年初め4か月間のアルゼンチン向け履物輸出量は、前年同期比70%増加の540万足、輸出金額は100.4%増加の5,740万ドルとそれぞれ統計を取り始めた1997年以降では記録を更新している。ブラジルのアルゼンチン向け履物輸出のマーケットシェアは48%に達して、COVID-19パンデミック以前の2019年よりも13%増加している。

アルゼンチンに次いでフランス向け履物輸出は3位を占めており、今年初め4か月間の輸出量は33.4%増加の368万足、輸出金額は31.0%増加の2,553万ドルを記録している。

4月の牛肉輸出は前年同月比22.3%増加の11億ドルを記録(2022年5月13日付けヴァロール紙)

ブラジル冷凍業者協会(Abrafrigo)の発表によると、2022年4月の牛肉輸出は、前年同月比22.3%増加の18万6,600トンを記録、また牛肉輸出金額は56.3%増加の11億ドルを記録している。

今年初め4か月間の累積牛肉輸出量は前年同期比30%増加の73万2,400トン、輸出金額は60%増加の40億ドルに達している。

ブラジルの牛肉輸出相手国トップの中国は、Covid‐19パンデミックゼロ政策導入で一時的にブラジル大手の食肉加工業者からの輸入制限を行っていたが、中国の今年初め4か月間の累積牛肉輸入量は、前年同期比37.2%増加の34万4,400トンとブラジルの牛肉輸出量の約50%近くを占めている。

また今年初め4か月間の中国に次いで米国の牛肉輸入は244%増加の8万トンを記録、3位にはエジプトは272%増加の5万5,200トンを輸入している。

一方香港向け牛肉輸出は、前年初め4か月間の7万9,200トンから52.7%減少の3万7,700トンに落ち込んでいる。今年初め4カ月間のブラジルの牛肉輸出では、101ヵ国が前年同期を上回った一方で、41ヵ国は減少している。

4月の貿易収支は13.9%減少の81億ドルの黒字計上(2022年5月5日付ヴァロール紙)

経済省通商局(Secex)の発表によると、20224月のブラジルの貿易収支は、前年同月比マイナス13.9%の814,800万ドルの黒字に留まったが、今年初め4か月間の累計貿易収支は、前年同期比10.5%増加の1994,700万ドルの黒字を計上している。

今年4月の輸出総額は、前年同月比16.7%増加の289200万ドルを記録した一方で、輸入総額は、35.7%増加の2075,400万ドルと大幅な増加を記録して、貿易収支の黒字幅の減少に繋がっている。

今年初め4か月間の累計輸出総額は、前年同期比23.8%増加の1,0118,500万ドル、累計輸入総額は、27.6%増加の8123,800万ドル、累計貿易総額は、25.5%増加の1,824,2400万ドルを記録している。

今年4月の輸出総額289200万ドルは、月間の輸出額としては過去最高記録を更新した要因として、ブラジルの輸出品目を牽引する国際コモディティ価格の高騰が輸出額増加に繋がっている。一方今年4月の輸出量はマイナス8.0%を記録している。

今年4月の輸入総額は、過去2番目となる208億ドルを記録したが、輸入量はマイナス6.9%に対して、輸入額は輸入品目の価格上昇に伴って34.4%と大幅増加を記録している。

4月の農畜産物関連輸出は前年同月比12.7%増加、鉄鉱石などの鉱業関連輸出はマイナス10.2%に対して、完成品などの製造業部門関連輸出は35.0%と大幅な増加を記録している。

一方今年4月の農畜産関連輸入は33.0%と大幅増加、鉱業関連輸入も58.1%と大幅増加、製造業部門関連輸入品は、35.5%とそれぞれ大幅な増加を記録している。

経済省通商局(Secex)の最終予想によると、今年の貿易収支は1,116億ドルの黒字を予想、輸出総額は3,488億ドル、輸入総額は2,372億ドル、貿易総額は5,860億ドルに達すると予想している。

今年4月のウクライナ向け輸出は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けて、前年同月比マイナス92.9%に相当する125万ドルに対して、輸入はマイナス78.7%に相当する550万ドルに留まっている。

今年4月のブラジルの農業向け肥料輸入量は、ロシアによるウクライナ侵攻にも拘らず、前年同月比81.5%増加、ロシアからの化学肥料輸入量も38.3%増加を記録しており、大半の予想を覆す結果になっている。

今年の貿易収支は750億ドルの黒字予想(2022年3月20日付けヴァロール紙)

国際コモディティ価格の高騰が牽引して、2022年のブラジルの貿易収支は、昨年の610億ドルの黒字を大幅に上回る750億ドルの黒字計上をMCM Consultores社では予想比ている。

ロシアのウクライナ侵攻で、ブラジルの輸出向け主要品目の国際コモディティ価格が上昇しており、ブラジルの輸出の70%はコモディティ商品となっている。

特に原油並びに鉄鉱石の国際コモディティ価格の高騰で今年のブラジルの輸出総額は前回予想の2,686億ドルから3,053億ドルと約400億ドルの上方修正を行っている。

ウクライナ侵攻で短期的には肥料や半導体の輸入金額の上昇で、今年のブラジルの輸入総額は、前回予想の2,059億ドルから2,382億ドルと300億ドル以上増加すると予想されている。

イタウー銀行は今年のブラジルの貿易収支は前回予想の670億ドルから740億ドルの黒字に上方修正、ブラデスコ銀行も2月の貿易黒字予想610億ドルから754億ドルに上方修正している。

ロシアのウクライナ侵攻、米国の金利引き上げサイクル突入などの要因で、今年のブラジルの経常収支赤字は、前回予想のGDP比1.1%から0.7%に減少するとイタウー銀行では予想、昨年の経常収支赤字はGDP比1.8%であった。