コンサルタント部会主催の「商業代理店契約」セミナーに会場一杯の44人が参加

  コンサルタント部会(都築慎一部会長)主催の「商業代理店契約」セミナーに会場一杯の44人が参加、佐々木光副部会長が司会を担当、商工会議所の元常任理事で現在は日伯法律副委員長、コンサルタント副部会長の押切フラビオ弁護士が講師を務めた。

  押切弁護士は初めにブラジル商法の歴史、1965年、1992年並びに2002年の民法の代理店法改正、自動車関連代理店のみに適用されるフェラーリ法、 商業代理店法は自然人/法人対象、販売代理店の定義、目的、条件、解約や損害賠償の成立、テリトリー、独立権、報酬と支払い条件などについても詳細に説明 した。

  またコミッションの支払いや権利、代理店契約のリスク、代理店の違法行為、期限付き契約、正当な理由による解約などについても詳 細に説明した後の質疑応答では解約条件、契約期間短縮やコミッションカットなどについて質問されたが、それに対して押切弁護士は的確な対処方法や注意点を 指摘、参加者が頷く素晴しいセミナーとなった。

講演する押切フラビオ弁護士

20090527 「商業代理店契約」セミナー

44人が参加した「商業代理店契約」セミナー

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=30017