ブラジル経済セミナーで熱弁

9月5日、磐田信用金庫が浜松のOkuraで第5回ブラジル経済セミナーを開催した。8日から11日迄の期間に開催される日伯ハイレベル協議(METIとMDICおよび経団連、CNIが各々主催する第2回日伯貿易投資産業協力合同委員会、第17回日伯経済合同委員会)のため来日中の平田事務局長は同セミナーで「ブラジルにおける日系企業の状況と今後の市場性~それでも土俵は同じ~」と題し第一セッションで講演。

最近、日増しに日伯関係が深化している。昨年5月には、茂木経産大臣がブラジルを訪問、成長戦略の1つである中小企業の海外展開促進プラットホーム事業立ち上げのテープカットの第一号がブラジル。他の閣僚や県知事および市長などの来伯も相次いでいる。

また去る7月31日安部総理が来伯、ブラジリアでの首脳会談終了後に8月2日来聖、日本ブラジルビジネスフォーラム「~信頼の100年から繁栄と創造の100年へ~」の中で3つのジュントス(発展を伴にして行こうではないか、伴に世界をリードして行こうではないか、一緒になって啓発し合うではないか、ポル語ではProgredir Juntos, Liderar Juntos, Inspirar Juntos) を高らかに謳ったばかりである。 (http://jp.camaradojapao.org.br/news/atividades-da-camara/?materia=13456 )

それを先取り継続的に開かれて来たのが、この第5回目の「いわしんブラジル経済セミナー」だ。同信金の高木会長は「継続は力なり」と挨拶、Jose Antonio G. Piras浜松総領事は巨大なポテンシャルを秘めるブラジルを紹介、第二セッションではJETROのアジア経済研究所地域研究センターラテンアメリカ研究Gの二宮康史氏が総括を含め「ブラジルの中小企業と日本企業の連携の可能性」と題して講演。

最後に高柳理事長が提携先の連邦貯蓄金庫CAIXA ECONOMICA  FEDERALと現地通貨レアル建ての融資新設を披露、引続き地域経済の牽引役、中小企業を支援して行くと力強い挨拶で閉会した。

Pdf平田事務局長プレゼン資料

講演する平田事務局長

これで第5回目となる「いわしんブラジル経済セミナー」

主催者や来賓と記念撮影

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=39818