ブラジル市場などの知識を広めるためメキシコから来伯したモンテレイ工科大学学生リーダーミッション一行が24日午前会議所を訪問。初めにミッション一行の参加者がそれぞれ自己紹介を行った。続いて、平田藤義事務局長はグループが予定の30分前に到着した事、女子が多い事、日系人がミッションにいない事の3点に気付いたとコメントした後、ブラジル日本商工会議所の沿革、会員の推移、会議所の役割、組織図、会議所の委員会並びに部会の活動や役割、公益団体としての使命と政府への提言、進出企業の増加傾向や業種別の進出企業、事務局の役割として電話やEメールに対する問合せに対する処理、増加の一途をたどる表敬訪問の対応、ホームページの充実、業種別の会議所訪問などについて説明した。
その後の質疑応答では、メキシコは56カ国とFTAを締結しているのに対して、ブラジルはメルコスールとの関係による自由貿易締結の問題点、ブラジルの重税やインフラの不整備、ブラジルコスト、日伯関係、対内直接投資、主な日本進出企業の業種、ビジネス環境の相違点などについて積極的な意見交換が行われ、最後にモンテレイ工科大学の学生代表から平田事務局長に感謝状が贈呈された。
モンテレイ工科大学は1943年にメキシコのNuevo Leon州Monterrey市設立、1989年にラテンアメリカでは初めてインターネットを導入した工科大学。
モンテレイ工科大学のGisela Cante Reyes教授、 Pedro Carreon Gutierrez 教授、Consejo Mexico-Brasil(メキシコ・ブラジル商工会議所)のMarco A.Ramirez営業部長、Centro Cultura Brasil ReformaのMichelle Cervantesリージョナル部長が参加した。
モンテレイ工科大学サイト: Instituto Tecnológico e de Estudos Superiores de Monterrey (ITESM)
モンテレイ工科大学の学生達に会議所活動を説明する平田事務局長
左からPedro Carreon Gutierrez 教授/Gisela Cante Reyes教授
熱心に聞き入るモンテレイ工科大学の学生達
熱心に聞き入るモンテレイ工科大学の学生達
左から学生代表から感謝状を受ける平田事務局長
左からメキシコ・ブラジル商工会議所の感謝状を受ける平田事務局長
左から平田事務局長/Pedro Carreon Gutierrez 教授
参加者全員で記念撮影