下期の部会長シンポの発表資料作成で繊維部会開催

繊維部会(金屋悦二部会長)は2012年8月2日午後4時から5時まで下期の部会長シンポジウムの発表資料作成のために開催された。

参加者は繊維部会のドラフト発表資料を基に、それぞれ今年の上期の回顧並びに下期の展望について説明、綿花の大生産地のマット・グロッソ州の生産は旱魃の影響を受けて減産、米国の旱魃による大豆やトウモロコシのコモディティ価格上昇の影響、インフレ指数を上回る労務コストの上昇、安価な中国製品の急増、ブラジル マイオール プランの減税適用による景気刺激策の導入、金利の低下、ドル高の為替による影響、ブラジルコスト、不調が続く繊維業界、電力料金の値下げの予想、消費の停滞、綿作から価格が高騰している大豆やトウモロコシへの転作の可能性などが挙げられた。

参加者は金屋部会長(ダイワボウ)、上野副部会長(クラシキ)、横山副部会長(オオミ繊維工業)、小金沢氏(日清紡)、柴垣氏(サンヨーテックス)、山本氏(東洋紡)、中川氏(YKK)、坪井領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

左から上野副部会長(クラシキ)/金屋部会長(ダイワボウ)(Foto: Rubens Ito / CCIJB)

左から山本氏(東洋紡)/小金沢氏(日清紡)/横山副部会長(オオミ繊維工業)

左から坪井領事(サンパウロ総領事館)/中川氏(YKK)/柴垣氏(サンヨーテックス)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=36881