今年4回目の貿易部会(岡 省一郎部会長)のメディカル分科会(藤田誠分科会長)は、2014年9月24日午後4時から5時30分まで19人が参加して開催、8月2日に300人が参加して開催された日伯医療セミナーの前日にブラジリアで医療・保健分野における協力に関する覚書、8月3日の厚生省との会合、その翌日はPMDA と共にANVISAとのクローズドセッションが開催された。
8月20日にはブラジリアの大使公邸でのANVISA長官との会合に、メディカル分科会から藤田誠 分科会長(テルモ)、栗田秀一副分科会長(日本光電)、加藤彰彦 副分科会長(島津製作所)、友納 睦樹 分科会メンバー(富士フイルム)が参加してANVISA相談体制の構築について意見交換、9月第1週にANVISA長官が訪日して医療機器メーカーや医薬品メーカーを訪問、9月11日の第2回日伯貿易投資促進産業協力合同委員会で藤井会頭は、「ブラジルのビジネス環境整備に向けた体制整備」、藤田メディカル分科会長は、「医薬機器等の販売にかかわる審査の迅速化」についてそれぞれ講演、商工会議所から上野副会頭、矢部機能強化委員会副委員長、平田事務局長、天谷機能強化委員会アドバイザー、土屋メディカル分科会メンバーが参加した。
機能強化委員会の産業競争力強化/中小企業育成ワーキンググループにメディカル分科会から松下メンバー(富士フイルム)、平野メンバー(テルモ)、オブザーバーに副分科会長(日本光電)が参加、今後のメディカル分科会の予定としてANVISAの審査の迅速化、法制度の改正のために厚生省・PMDAとも協調、ANVISAの日々のプロセスで困っている点のリスト作成、INMETROの課題抽出や対応方法などについて意見交換が行われた。
参加者は藤田分科会長(テルモ)、栗田副分科会長(日本光電)、加藤副分科会長(島津製作所)、山田氏(味の素)、友納氏(フジフイルム)、工藤氏(カネカ)、田渕氏(クラシキ)、海原氏(住友コーポレーション)、横内氏(テルモ)、平野氏(テルモ)、栗原氏(ジェトロ)、福田氏(オムロン)、土屋氏(パラマウントベッド)、植松氏(パラマウントベッド)、坪井領事(サンパウロ総領事館)、遠藤氏(ジャイカ)、商工会議所から平田事務局長、吉田氏、大角編集担当
左から栗田副分科会長(日本光電)/加藤副分科会長(島津製作所)/藤田分科会長(テルモ)