会員企業リカルド・シャヴィエール・リクルート社の3月の新規雇用登録が24.62%増加

会員企業のリカルド・シャヴィエール・リクルート社の新規雇用登録調査によると2月の新規雇用登録は前月比9.47%と大幅に落込んでいたが、3月は前月比24.62%と大幅に増加して、ブラジル国内経済は金融危機から徐々に回復してきている傾向が表れてきている。

過去数ヶ月間の人員削減の波から一転して雇用増加傾向に変わり、同社のエリオ・テーラ社長は“今後数ヶ月間にわたって新規雇用は増加傾向となり、企業家は以前よりも楽観的で金融危機を企業拡大要因として活用している”とコメントしている。

工業製品税(IPI)の減税延長が行なわれた自動車生産などいくつかのセクターでは新規雇用増加に繋がり、エリオ社長は“IPI減税延長は3月の自動車生産が27万台で記録を更新する効果となっており、いくつかのメーカーでは残業まで行なって自動車生産をしている”と述べている。

IPI減税で自動車生産が増加してきたために、鉱工業界全体にポジティブな効果となっているが、特に自動車販売好調は鉄鋼、プラスティックやペイント業界の経済活動の回復効果に結びついている。

同社の調査では下記の学部の求人が多い

  1. エンジニアリング
  2. アドミニストレーション
  3. 会計
  4. 経済
  5. 情報テクノロジー
  6. マーケティング
  7. 心理
  8. エグゼクチブ・セクレタリー
  9. 化学
  10. システム分析

同社では3月に前月の1950件から2430件と新規雇用登録が増加、特に商業部門が13%、アドミニストレーション11%、金融10%、エンジニアリング7.0%、情報テクノロジー4.0%、ロジスティックやマーケティング3.0%、その他が40%となっている。

リカルド・シャヴィエール・リクルート社の新規雇用登録調査ではサンパウロ市(州都並びにサンパウロ大都市圏)とリオ市がそれぞれ23%、カンピーナス、クリチーバ、サルバドールはそれぞれ14%、ベロ・オリゾンテは8%、ポルト・アレグレ市は5%の新規雇用の登録増加している。

詳細はFernanda Botelho氏 またはJeniffer Villapando氏
E-mail: fernandabotelho@ricardoxavier.com.br
  jeniffervillapando@ricardoxavier.com.br
Tel (11) 3673-9788 / Cel (11) 8229-1422
Site: www.ricardoxavier.com.br

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