半世紀を迎え躍進続けるKURASHIKI DO BRASIL

5月3日、KURASHIKI DO BRASIL(須賀治社長/前ブラジル日本商工会議所常任理事)は1957年に梳毛紡績のラニフィシオ・クラシキ・ド・ブラジル(LKB)設立から50周年を迎えサンパウロ市内のモファレージ・グランメリアホテルで盛大な記念式典を行った。

クラボウ本社から丹羽 旲(ひろし)取締役社長、松井一雄企画室課長等が駆けつけ又サンパウロ総領事館の丸橋次郎首席領事、上野アントニオ元連邦下議をはじめ取引先の顧客やディーラーまた銀行および会議所関係者等多数が出席、南大河州のサプカイアドスールとパラナ州ポンタグロッサの両工場から幹部社員も勢揃い会場を埋め尽くした。

丹羽社長の挨拶に引き続き須賀社長、丸橋首席領事が祝辞を述べた後、田中 信ブラジル日本商工会議所会頭がブラジルの過去50年の歴史を振り返り、幾多の困難を乗り越え、現在も尚、中国製品輸入による熾烈な競争に曝されている中、過去最高益(7億円)を確保したKURASHIKI DO BRASILを称え乾杯の音頭をとった。会食中、上野元下議の祝辞の後、西銘光男元総務取締役と平田藤義(現在、会議所事務局長)等がOB一言スピーチで会場を沸かした。

昨年1月LKBサプカイアドスールと1972年創立の綿紡コトニフィシオ・クラシキ(CKB)ポンタグロッサが経営統合してKURASHIKI DO BURASILTEXTIL LTDAを設立、品質重視を基本方針に全社挙げて自動化に取り組み利益強化を図っている。

kurashiki.jpg - 23.30 Kb

左は本社の丹羽 旲(ひろし)取締役社長、右はクラシキ・ド・ブラジルの須賀治社長

kurashiki1.jpg - 23.30 Kb

本場のサンバショーで雰囲気を盛り上げた

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=33628