サンパウロ総領事館は6月10日(火)12:00~14:00公邸で日本サッカー協会(JFA)関係者を歓迎するレショプションを開催した。
ブラジルWC日本人訪問者サンパウロ支援委員会(日系5団体関係者)、日系企業(スポンサー等)、イトゥー市関係者・イツー日系文化体育協会関係者、ソロカバ日本人会関係者、当地サッカー関係者、当地政府関係者、プレス関係者など約140名が招待された。会議所からは支援委員会の副理事の藤井会頭、同委員会事務局メンバーの平田事務局長に加え、天野副会頭、村上副会頭、江上専任理事、近藤専任理事の代理の木戸氏が参加。
福嶌総領事の「頑張れ日本!!」の歓迎の辞に続き、梅田大使はブラジルは有数な親日国、その背景に1世紀を超える移民の貢献、ブラジルのサッカー選手の日本での活躍等を挙げた。代表チームへの日系人の熱い応援、今年2月に立ち上げた日本人訪問者の支援委員会、日系人のボラテイアによる空港での印象的な出迎え、レシーフェでは心を込めた5万枚の手袋形の応援グッズの手配に対し謝辞を述べた。万難を排し来伯サポーターの安全確保に取り組んでいる状況、代表チームがホーム同様如何に戦えるか全てのスタジアムを下見調査した事、日本のサッカーがどれだけブラジルにお世話になったかについて心を込めて挨拶。
JFAの大仁会長から日本はWCに5回連続出場、ブラジル大会は特別だと前置き、日本サッカー導入初期には多くの日系人やブラジルのサッカー関係者の協力の賜とドゥンガ、レオナルド、ローペス選手等の名前を挙げた。去る8日(日)、ソロカバのスタジアムで行われた公開練習には応援に駆け付けた6000人から熱いエールを貰った。「何はともあれ勝たねばならない」と決意を表明した。
公邸ではDVDにより、「日系人に喜んで貰えるプレイをする。日本人としてブラジルで大活躍しているのと同様、我々も頑張る。日本のイメージアップに良い試合をする。ブラジルに帰って来たので応援宜しく。」等々、代表選手たちからの熱いメッセージを紹介。
一連の記念品贈呈式が終わった後に「ブラジル無くして日本のサッカーは無し」と讃え、レショプションに参加したローペス、セルジオ、ベッチーニョ等、最後にローペスが元選手を代表し「頑張れ日本」、是非応援してほしいと会場を沸かした。木多支援委員会会長(文協会長)が乾杯の音頭をとり「サウジ!、乾杯!、頑張れ日本!を発声、直後にサンバ隊が登場、歓迎レショプションのクライマックスを飾った。
Foto: Jiro Mochizuki/Fatos BJ