大阪市ミッション一行との意見懇談会を開催

大阪市代表団並びに大阪市会代表団、大阪・サンパウロ姉妹都市協会ミッションとの意見懇談会は、2014年8月26日午後4時から5時30分まで商工会議所会議室で開催、初めに大阪市の田中清剛副市長が開催挨拶として、2014年8月25日午後3時から6時までサンパウロ市役所に120人が参加して開催された大阪・サンパウロ姉妹都市提携45周年記念大阪プロモーションセミナーは成功裏に終わった事を報告、上下水道やゴミ処理など一括したパッケージとして東南アジアなどへの海外進出について説明、床田正勝市会議長は安倍総理が中南米を訪問して中南米の重要性が高まっており、大阪市はサンパウロ姉妹都市提携45周年記念をきっかけに交流の礎になりたいと挨拶、大阪・サンパウロ姉妹都市協会の吉川秀隆会長は、タカラベルモントはすでにサンパウロに進出しており、大阪市はサンパウロ姉妹都市提携45周年記念をきっかけにサンパウロと交流を図りたいと述べた。

平田藤義事務局長は、商工会議所活動の紹介として政府との政策対話・提言について2008年の甘利大臣の訪伯をきっかけに日伯貿易投資促進合同委員会を発足した経緯を説明、また内からの改革と強力な政策対話と提言では移転価格税制やロイヤリティ送金など問題解決することが山積みとなっているが、安倍政権の成長戦略の中で日本企業の海外進出支援として、新興国市場開拓等事業費補助金制度を活用して、日本商工会議所から経験豊富な天谷浩之アドバイザーをブラジル日本商工会議所に派遣してもらって機能強化委員会の設立、投資環境にかかわる問題解決・規制緩和に向けた課税ワーキンググルー プ(WG)並びに通関WG、労働WG、産業競争力WG、インフラWGの設立、ドイツ会議所との会員数の比較などについて説明した。

参加者は大阪に本社を置くパナソニックの村上 廣高社長並びにクラシキ ド ブラジル テキスタイルの上野 秀雄社長、ダイキン社の桒山 隆副社長、長瀬産業ブラジルの辻 則宏社長と労働問題、ブラジル国内での製造、輸入に関する障壁、為替の変動、魅力的な2億人の消費市場、マナウスのフリーゾーンでの製品生産に対する恩典、ブラジルのGDPの個人消費の比率、人口ピラミッド、自動車産業などについて意見交換を行い、最後に記念品が贈呈された。

左から大阪市の田中清剛副市長/床田正勝市会議長/井上雅之経済戦略局長

左から長瀬産業ブラジルの辻 則宏社長/クラシキ ド ブラジル テキスタイルの上野 秀雄社長/パナソニックの村上 廣高社長/平田藤義事務局長

記念品を受取る長瀬産業ブラジルの辻 則宏社長/ダイキン社の桒山 隆副社長

田中清剛大阪市副市長、床田正勝大阪市議長からのお礼状

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