平田事務局長、日商を表敬訪問後に現代ブラジル事典の改訂版編纂打合せ

11日、経産省の国際会議場で行われたブラジル日伯貿易投資促進産業協力合同委員会(略称:日伯貿投委)の終了後、平田事務局長は日本商工会議所の国際部の赤木 剛部長を訪問、経産省の補助金制度による業務支援に対しお礼を述べた。ブラジル日本商工会議所に限ってはインドネシアで各種規制の改善で実績を挙げた前国際課長の天谷氏(機能強化アドバイザー)が派遣され、特別な支援を受けている。面談には各種渡伯手続のため一時帰国中の天谷氏の他、国際部の林 大吾課長および橋爪孝徳副主査が参加、ブラジルの政治経済情勢をはじめ日伯貿投委や天谷氏を中心に取組んでいる機能強化委員会等について意見交換が行われた。

平田事務局長は現代ブラジル事典の改訂版の出版にあたって宿泊先のホテルで小池洋一教授(同事典の編集長で立命館大学教授)、浜口伸明神戸大学経済研究所教授と編纂に関わる具体的な打合せを行なった。

同事典はブラジル日本商工会議所が編者となり1960年代からほぼ10年毎に改訂版が発行されて来ている。ブラジルが従前にも増し注目を集めている中、リオオリンピックの2016年に出版を計画、執筆は浜口教授を中心に法律、政治、社会政策、行政、文化、社会、産業、環境を専門とする9人の教授陣等で構成されている。

1冊に纏め全てが解る事典形式ではこの世の中に現代ブラジル事典が最初であるだけに、次回の出版にあたってはより質の高い未来志向の事典の出版を目指している。

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