建設不動産部会に7人が参加して開催

今年初めての建設不動産部会(鈴木ワグネル部会長)が2009年1月21日午後3時から4時30分まで7人が参加、業種別部会長シンポジウムの発表資料作成や部会活動として見学会の実施について意見交換した。

シンポジウム資料作成の2009年の回顧では昨年初めは金融危機の影響で大幅に需要が落ち込んだが、連邦政府の大衆住宅建設の”私の家、私の暮らし”プロジェクト、建材に対する工業製品税の免税や減税措置、土地の値上がり、技術者の引抜きやコストの上昇、原材料の高騰などが話題となった。

今年の展望ではワールドカップやオリンピック開催、大統領選挙並びに公共事業との関係、エンジニアの不足、一向に低下しないブラジルコスト、ビルの高層規制、5.0%を超す国内総生産、納期の延長、相変らぬ困難なビザの取得、非常に高い鋼材などが話題となり、見学会ではいろいろな候補地が挙がって大いに意見の交換が行われた。

参加者は林恒清副部会長(戸田建設)、南アゴスチーニョ副部会長(デニブラ)、大滝守氏(ホス建設)、井上建治氏(マッケイ家具)、米田国章氏(CGC)、佐々木真一郎副領事(サンパウロ総領事館)、平田藤義事務局長

業種別部会長シンポジウムの資料作成や見学会について意見交換(fotos Rubens Ito/ccibj)

中央が進行役を務めた林恒清副部会長

 

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