日メルコEPA 大前経団連企画部会長との会合

 2019年2月14日、経団連の大前孝雄企画部会長と日メルコスールEPA準備タスクフォースの共同幹事委員会による会合が行われ、経団連とタスクフォースの今後の連携活動や日メルコスールEPAの早期交渉開始に向けた動きについて意見交換を行った。今後経団連による民間ベースのEPA勉強会発足に向けた調整を行い、4月8日、9日に東京で開催が予定される日伯賢人会議では、他国とのEPA交渉先行を懸念する民間の声を反映していくことを検討する予定である。また日本とのEPAを要望するブラジル、特にCNIやFIESP等との連携を密にしていく方向性が確認された。去る8日に会議所を訪問したRubens Barbosa元駐米大使(現 IRICE国際外交・通商政策研究所代表)からは、ブラジルが喫緊課題とする国際通商参入やイノベーション開発に日本の協力が不可欠であるとの率直な見解があり、IRICEは今年6月には会議所日本企業と重要テーマについて通商コンファレンスを開催予定であることが平田事務局長から説明された(詳細:http://jp.camaradojapao.org.br/news/visitas-a-camara/?materia=19262

参加者(敬称略/順不同)は大前孝雄 経団連企画部会長(三井物産特任顧問)、早川宣広(三井物産)、大久保敦(ジェトロサンパウロ/企画戦略委員長)、芦刈宏司(ブラジル三井物産/日伯経済交流促進副委員長)、二宮康史(ジェトロサンパウロ/企画戦略副委員長)、村田俊典(双日ブラジル/政策対話委員長)、佐久間太郎(双日ブラジル/政策対話副委員長)、櫻井淳(伯国三菱商事/政策対話副委員長)、大塚未涼(ブラジル三井物産/政策対話委員)、佐橋拓哉(伯国三菱商事)、事務局から平田藤義事務局長、日下野成次総務補佐、近藤千里アシスタント。

Hiroshi Ashikari, Takao Omae e Nobuhiro Hayakawa

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

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