日本精工(NSKブラジル)は創立40周年記念をチボリ・ホテルで開催

日本精工(NSKブラジル)は日本本社から大塚紀男社長を迎えて、2010年7月7日午後7時30分からチボリ・ホテルに240人が参加して創立40周年記念パーティを開催、商工会議所からは中山立夫会頭、平田藤義事務局長が参加した。

挨拶に立った大塚社長は日本精工のスザノ工場は日本以外では初めての海外工場であり、同社の顧客、部品供給企業やパートナー、またサンパウロ州工業連盟、(Fiesp),サンパウロ州工業センター、ブラジル日本商工会議所、ブラジル紙・パルプ技術協会(ABTCP)のお陰や協力で40周年記念を迎えられたと感謝の意を述べた。

2008年には100年に一度の世界金融危機が発生して欧米や日本では回復が遅れているが、ブラジルは内需拡大でいち早く金融危機から脱出、今年のGDP伸び率は6.0%以上が見込まれていると説明した。

ブラジルはラテンアメリカの最も大きな国で、色々な人種で構成される世界5位の経済規模を誇り、豊富な天然資源、農業、広大で耕作可能な土地、豊富な水力、昨年の自動車販売は中国、米国、日本並びにドイツに次いで5位であり、中低所得層の購買力の向上、巨大な国内消費市場、2014年のワールドカップ、2016年のオリンピックと世界的イベントが目白押しで世界中から注目されている。

日本精工ではローコストで付加価値の高い商品を提供するために切磋琢磨して、スザノ工場の生産性を高めるために2008年に設立したブラジルテクノロジーセンター(BTC)で研究を継続、日本精工にとってブラジルは大きく伸びるための重要なマーケットとなっている。皆さんのご協力やご支援により日本精工はブラジルの鉱工業の発展に寄与していくことで努力を続けていくと挨拶した。

                 

左から日本精工の大塚紀男社長/中山立夫会頭/平田藤義事務局長/NSKブラジルの村田一成社長 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

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