業種別部会長シンポジウム発表資料作成で貿易部会開催

貿易部会(猪股 淳部会長)は、8月23日に開催される2018年下期の業種別部会長シンポジウム発表資料作成のために、2018年8月1日午後3時から10人が参加して開催、猪股 淳部会長は、2018年上期の回顧としてドラフト資料を基に、半期ごとの輸出入額の推移、主要品別輸出入、主要国/地域別輸出入、対日貿易、国別対内直接投資推移、主要業種別対内直接投資、日本の対内直接投資の推移などについて説明した。

2018年下期の展望として、米中貿易戦争の中南米諸国に及ぼす影響、米連邦準備制度理事会(FRB)の金利政策の行方、ラヴァ・ジャット汚職問題の影響、不透明な10月の大統領選挙、年金改革・財政改革などの構造改革の進展、5月下旬のトラック運転手による抗議デモの余波、顕著な国内の消費市場などについて意見交換された。また副題: 「大統領選を直前に控えて〜変化の時期への準備と戦略は」では、不透明な大統領選挙、M&Aの可能性探索、有力なローカルパートナー選定、メルコスール域内での生産検討、為替リスク管理、域内フリーゾーン活用、ビジネス障壁撤廃などが話題となった。

参加者は猪股部会長(伊藤忠商事)、的場副部会長(島津製作所)、大矢氏(伊藤忠商事)、余語氏(丸紅)、佐橋氏(伯国三菱商事)、飯田氏(住友コーポレーション)、平池氏(東レ)、中野副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、大角編集担当。

左から的場副部会長(島津製作所)/猪股部会長(伊藤忠商事)

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