3月1日に開催される業種別部会長シンポ発表資料作成のために、繊維部会(豊田 明生部会長)は、2018年2月2日午後3時から5時過ぎまで15人が参加して開催。「2017年の回顧と2018年の展望」として参加者は、自社の昨年下期の回顧並びの今年の展望について発表、副題「いま求められる新たな視点は」では、ブラジルコスト削減、周辺国への販路拡大、高機能点先端技術の需要開拓、税制恩典による輸入税の見直し検討、税務・労務の法制理解、社内体制の構築、信頼できる現地パートナー、M&Aの活用などが挙げられた。また減少する繊維部会の会員に対する今後の部会活動などについて意見交換が行われた。
ジェトロサンパウロ事務所次長で日伯経済交流促進委員会の二宮副委員長は、日本・メルコスール経済連携協定(EPA)に関するアンケート調査の経緯、基本コンセプトの説明、韓国とメルコスールとのEPA締結による影響、交渉対象分野のサービス部門では、自然人の移動や相互承認協定、金融サービス。メルコスールによる域外との主要FTA交渉の進捗状況、メルコスールとEUとのEPA締結によるブラジル進出メーカーへの影響などについて説明、アンケート調査協力を要請した。
参加者は豊田部会長(ユニチカ)、浅川副部会長(日清紡)、大島 副部会長(クラシキ)、南村氏(東洋紡)、横山氏(OMI DO BRASIL TEXTIL)、脇田氏(日清紡)、平池氏(東レ)、江口氏(OJI PAPEIS)、稲田氏(YKK)、二宮氏(ジェトロサンパウロ)、蛭子領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、吉田調査員、近藤秘書、大角編集担当
Satoshi Asakawa, Kazuhito Oshima e Akio Toyoda
Fotos: Rubens Ito / CCIJB








