機械金属部会が業種別部会長シンポの発表資料作成のために開催

今月22日に開催される業種別部会長シンポウジウムの発表資料作成のため、機械金属部会(西岡信之部会長)が2013年2月14日正午から午後2時まで開催され、昨年の回顧では、世界経済の低迷で粗鋼生産が3480万トン前後に減産、高速鉄道の事業モデルの変更、ガス供給問題、ペトロブラスの業績悪化の影響、トラクター購入の低利子融資政策、レアル安の為替、僅か1.0%前後のGDP伸び率、プレサル案件、低調な設備投資などが挙げられた。

今年の展望では不透明な製鉄業界案件、トラック販売の増加予想、一連の連邦政府の経済活性化政策の効果、ワールドカップやオリンピック関連インフラ投資の増加予想、新規メーカーの参入による価格競争の激化、洋上ハブの商談、ガソリン/ディーゼルの値上げの影響、トラック販売の増加予想、人件費高騰、ブラジルコスト、天然ガス確保などが話題となった。

また西岡信之部会長の帰国に伴い、三菱重工南米総代表の相原芳彦氏が4月1日から部会長に就任、部会活動ではゴルフコンペ並びに親睦会の開催を予定、平田事務局長は固形物廃棄処理について、ブラジル政府は日本の高い技術力に期待しているために、処理専門メーカーを調査中であることを説明、坪井領事は1月31日にサンパウロ州工業連盟(FIESP)とセミナーなどを実施して、商工会議所の加盟企業の中で、ブラジルコストなどビジネス環境で困っていることがあればFIESP連盟を初めとして、関係機関と協力してビジネス環境改善を進めたいので、連絡してくださいと説明した。

参加者は西岡部会長(三菱重工)、金丸副部会長(メタルワン)、田中副部会長(京セラ)、木村氏(CBC)、吉田氏(南米出光)、佐伯氏(IHI)、元山氏(ブラジルKBK)、中尾氏(コマツ)、山田氏(前川製作所)、西村氏(ミツトヨ)、相原氏(三菱重工)、渡辺氏(カワサキ)、鈴木氏(新日鐵)、杉原氏(OSG)、平井氏 (MARUBENI ITOCHU)、川田氏(トウシバ・ド・ブラジル)、中江氏(TSUBAKI BRASIL EQUIP IND)、岸氏(ユシロ)、北原氏(ヤンマー)、坪井領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、大角編集担当

左から金丸副部会長(メタルワン)/西岡部会長(三菱重工)/田中副部会長(京セラ)


 

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