為替並びに税務規制特別制度セミナーに50人が参加して開催

コンサルタント部会(西口 阿弥部会長)主催のセミナー「為替並びに税務規制特別制度(RERCT)に関わる駐在員への影響」と題して、講師にEY個人税務担当の諸岡 朱美シニア・マネージャー を迎え、2016年9月20日午後4時から6時まで会員の駐在員を中心に50人以上が参加して開催、司会は西口 阿弥部会長が務めた。

諸岡 朱美シニア・マネージャーは、初めに永住査証保持者並びに短期商用査証保持者、その他の技術援助査証によるブラジル住居者とみなされる滞在期間や定義の違いを説明、ブラジルの確定申告における個人の申告実務として給与所得やキャピタルゲイン申告、中銀への資産報告、出国申告、個人所得税年間確定申告では、国内外の不動産や動産資産、投資資産や銀行口座、負債やローン残金の申告、中への資産申告内容、提出期限、罰金などについて説明した。

為替並びに税務規制特別制度(RERCT)導入背景やタイムライン、今後の傾向、ブラジルでは2016年1月14日に法律13254号/2016で公表、1627号/2016で制定、電子申告E-CACの概略、2014年並びに2015年度確定申告及び中銀資産報告書の修正、提出義務、申告対象者、期日、納税、罰金支払い、申告免除、自発的申告をしない場合の罰金や処分などについて丁寧に説明、また参加者から積極的な質疑応答がなされ、参加者にとって貴重な情報収集セミナーとなった。

Pdf「為替並びに税務規制特別制度(RERCT)に関わる駐在員への影響」 EY個人税務担当の諸岡 朱美シニア・マネージャー

Akemi Morooka

 

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