2017年4月20日(月)午前10時より政策対話委員会(粟屋聡委員長)の産業競争力強化/中小企業育成WGおよびメディカル分科会の会合が開催され、委員会の新体制や新メンバーの顔合わせ、また本年度の活動方針や予定などについて討議が行われた。産業競争力強化/中小企業育成WGについては自動車部品産業のファイナンスと設備、特に中古設備輸入規制についての議論がなされた。新たに調査等を行いながら、どこに優先度をおいていくか、JETROとの連携をどのようにしていくのか等関する活発に討議が行なわれた。人材育成についてはこれからJICAが行なっている人材育成事業との連携をどのように進めていくかの協議も議題として挙がっている。メディカル分科会については、ANVISA手続きの柔軟化、迅速化など昨年提言内容の洗い出しを終えまとめられている為、本年度は、ブラジル政府機関との政策対話を開始する方針。
出席者は、産業競争力強化・中小企業育成WGより小久保基裕氏(アイシン)、村松明氏(アイシン)、フェリッペ・バルボザ氏(ホンダサウスアメリカ)、斉藤顕生氏(JICA)、佐藤洋史氏(JICA)。メディカル分科会より、鈴木政行分科会長(テルモ)、高橋直己氏(パラマウントベッド)。また在サンパウロ総領事館から蛭子英稔領事がオブザーバーとして参加。政策対話委員会より、佐久間太郎氏(副委員長、双日ブラジル)、二宮康史氏(副委員長、ジェトロサンパウロ)、山本裕也氏(委員会メンバー、ジェトロサンパウロ)、柳本安紀氏(委員会メンバー、双日ブラジル)、平田藤義事務局長、吉田章則調査員、近藤千里アシスタントがそれぞれ出席。