第6回外交関係樹立120周年記念実行委員会

120周年記念実行委員会(梅田委員長)は15日(金)、日系主要団体長や在外公館長をサンパウロ総領事館の多目的ホールに招集、第6回会合を開いた。会合には日系主要5団体長、当該事務局長、今回の募金受け皿団体のロベルト西尾義弘日伯文化社会統合協会会長、JETRO、JICA、,国際交流基金等の実行委員会メンバーに加え会議所からは村田俊典会頭、武藤修好120周年副委員長および平田事務局長が参加した。

最初に同実行委員会メンバーの人事異動が紹介された。新委員長代理:中前隆博 新サンパウロ総領事(5月12日在外公館長名簿)、新副委員長としてブラジル日本商工会議所会頭(村田俊典)、日伯文化福祉協会会長(呉屋春美)、日伯文化連盟理事長(大城幸夫)、JICAブラジル事務所長(那須隆一)。

ホワネイ法の申請結果と対応、特別事業の実施・準備状況、120周年記念事業に関する各州における動向、今後の日程確認などを動議事項として挙げ各担当者から報告説明が行われた。

5月7日の官報(150168 PROJETO HANABI – 120ANOS TRATADO DE AMIZADE BRASILJAPÃO)でR$1,141,050(114万1050レアイス)が承認されたが、申請額R$1,714,550のうち花火、花火関連機材、会場設営・撤収等々の経費R$573,500は承認に至らなかった。未承認額への対応には他の経費からの捻出や他の事業との共用による倹約が必要。花火の必要最小経費としてR$368,500が計上された。

特別事業全体の必要合計額は低く抑えてもR$2,019,550になる。イブラプエーラ日本館改修にR$210,000、日伯協同プロジェクト展R$300,000、花火祭りはホワネイ承認額に必要最小経費を加算R$1,509,550を見積もっている。そのため実不足額が約R$310,000発生する。この額は現在、非常に厳しい情勢下、会議所の部会長が主導し所属部会員からの小口寄付に期待したいと平田事務局長は苦しい現状を語った。

佐野主席領事が花火大会実現に向けた準備状況について報告。9月12日に開催、場所はインテルラーゴス・サーキット、集客目標2万人、目標打ち上げ数7千発、花火のみならずショーやコンサート舞台や飲食屋台および駐車場の設置等第5回会合とほぼ同じである。JICA事務所からはブラジリア日本祭りおよびパネル巡回展覧会の日程、場所について、また日本館修理計画については文協の中島事務局長から修理に必要な資材がサントス港に到着、宮大工の来伯が11~12月頃になる予定と報告。先般、実行委員長名で届いた120周年記念特別事業の寄附に係るご連絡(ホアネ法承認)については去る5月12日、会議所事務局便りを通じ振込口座や官報掲載の承認番号を添え全会員に通知した事を報告した。

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