第7回外交関係樹立120周年記念実行委員会

120周年記念実行委員会(梅田委員長)は7月8日(金)、日系主要団体長や 在外公館長をサンパウロ総領事館の多目的ホールに招集、第7回会合を開いた。他の日系団体2名(会長および事務局長)に加え、会議所からは村田修好120周年委員長(会頭)、武藤修好120周年副委員長および平田事務局長が参加した。

髙田書記官から特別事業全体の必要経費と募金の状況を説明、最終寄付見込み額202万レアイスに見合う経費削減についても具体的に示された。当初計画の花火の打ち上げ数は7000発であったが計画を修正4500発になるが、それでもサンパウロで大晦日の打ち上げ数を上回る最大規模になる予想。昨今の景気情勢の変化で色々な経費が値上がりして行く中、その他の経費も相当に圧縮、目標額に納まる努力を重ね着々と準備が整いつつある。その他、特別事業の実施・準備状況、120周年記念事業に関する各地域における活動状況が各担当者から発表された。

当初計画通り9月12日(土)、サンパウロ市インテルラーゴス・サーキットで昼頃から開場、夜20時ころにに花火が打ち上げられる予定である。コシノ・ジュンコ氏がプロデュース、同氏デザインの花火を含め音楽とシンクロナイズする魅力的な仕掛けだ。そのため日本から数名の花火師が来訪し、全てブラジル産の花火を用いる結果、ブラジル人花火師とも協働・共演する予定。

その他のアトラクションも計画、演劇やコンサートが行われる。若者に人気のKao=sおよびOreska Bandを外務省予算で日本から招聘する。「蝶々夫人」の演劇、世界的にも人気があるクラシック音楽グループFamilia Limaのコンサートなどアーティスティックな演目もある。その他、太鼓や日系グループなどが参加、賑やかなステージとなる予定だ。会場には飲食の屋台、フードトラック等をサーキット内に設置し老若男女や家族連れが一日中楽しめる花火祭りになる。

実行委員長の梅田大使から現在進行中の州庁舎公式訪問について、又ブラジル地理統計院(IBGE)による調査をベースにした新たな日系人の人口が190万人に達している事や各地域の在ブラジル日本総領事館が昨年調査した日本進出企業総数が700社位であることも報告された。

 

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