ブラジル日本商工会議所の女性ビジネスグループの第2回会合は、2023年9月13日午前に商工会議所大会議室に62人の女性が参加して開催、このグループは商工会議所に関連する企業で働く女性間の交流促進を趣旨としている。
コーディネーターはバンコ・シティバンクのグローバル子会社グループ、GSG日本デスクの責任者カレン・ピント氏。今回のゲストはサンパウロ総領事館の小室千帆 首席領事、丸紅株式会社(東京)南米支配人付兼丸紅ブラジル社(サンパウロ)の福井香織企画・管理ジェネラルマネージャー、テーマは「日本社会における女性のキャリアの変化」についてディスカッション。近年、雇用市場への女性の参加が増加するなど、日本社会に変化が生じていることを強調した。
小室千帆 首席領事は、彼女が勤務する外務省で女性職員の数が増加し、ほぼ40%に達していると説明した。福井香織氏は、現在丸紅の従業員は13%程度が女性であるが、これを15%に増やす計画であると語った
またブルー ツリー ホテル チェーンの創設者兼社長の青木智恵子氏は、労働力における女性の増加が重要であると指摘。また同氏は、指導的地位、つまり意思決定を行う者への女性の参加が不可欠であると強調した。
今回の会合には日伯交流・地場企業推進委員会のマルコス・ハニウ副委員長、副コーディネーターでピニェイロ・ネット弁護士事務所ジャパンデスク責任者の大野友香氏、Jetro(日本貿易振興機構)サンパウロ事務所の松平史寿子次長も出席した。
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写真左からKaren Pinto, Chiho Komuro e Kaori Fukui