第4回外交関係樹立120周年記念実行委員会に出席 2015/02/02

2015年日ブラジル外交関係樹立120周年記念事業ブラジル実行委員会(委員長:梅田在ブラジル日本国大使)は2月2日(月)、サンパウロ総領事館の多目的ホールに於いて第4回会合を開催した。

会合には梅田大使、福嶌総領事および日系主要団体長の他、8月頃サンパウロ大学と慶応義塾大学が共催検討中のオープニングセレモニーについて説明のため渡辺元高等判事も参加、会議所からは藤井会頭(会議所修好120周年委員長)、矢部 健太郎 同副委員長と平田事務局長が参加した。

以下の7項目について協議を行った。

(1)募金の状況、(2)特別事業の準備状況及び経費支出について、(3)120周年認定事業の状況、(4)親善大使の検討状況、(5)マスコット・キャラクターについて、(6)今後の会合日程、(7)在外公館長表彰式(ロゴマーク作成者)

募金状況の中では寄付表明企業の一覧(個々の金額を伏せ受け付け順45社)が紹介された。また会議所内で1月に修好120周年委員会が設置された事も報告された。寄付額に見合う今後の事業計画について討議された他、修好100周年同様、他の日系諸団体や非会員企業からも広く寄付を募ることも話し合われた。

今後の募金の在り方として協賛企業については企業名のみならず適正公正なサイズの企業ロゴをパンフレットや広報媒体などで積極的に掲載して行く事が決まった。2月末にミナスジェライス州の日本祭りを皮切りに実施される日伯共同プロジェクト展覧会については2月上旬時点の寄付表明企業名を掲載する。

花火イベントや日伯共同プロジェクト巡回展の事業計画、実施要領また、その経費支出の詳細について報告された。

リオにおける120周年記念事業の進捗状況については山元総領事が説明、また今回の特別事業以外に募金額次第にもよるが、3つ目の事業としてイブラプエーラ公園内の日本館の永久保存を前提とした改修工事を挙げ協力を要請した。

質疑応答では今年8月末から9月初旬に掛け日伯経済合同委員会が開催される時期に合わせ、修好120周年記念経済セミナーを具体化するにあたって会議所の共催者となる日本の政府機関やマスコミの紹介を要請した。(第3回の会合で要請済み案件)

最後にロゴ・マークに応募、88作品の中から見事選ばれた折り紙の鶴をイメージした作者のブルーノ・ヒトシ・テルヤ氏(グラフィック/ウェブ・デザイナー、日系3世、27歳)に梅田大使から在外公館長表彰状および記念品の授与が行われた。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=40309