自動車部会に24人が参加して開催

自動車部会(近藤 剛史部会長)は、2015年2月12日午後1時から2時30分まで24人が参加して開催、初めに2015年の新運営体制として近藤 剛史部会長(ブラジルトヨタ)、加納嘉男副部会長(デンソー)、溝口功副部会長(ホンダサウスアメリカ)を発表、また近藤部会長は今年の部会の方針と部会活動を説明、また2月24日に開催される業種別部会長シンポジウムで発表資料作成では、ドラフト資料を基に2014年の回顧と今年の展望について昨年の四輪・二輪販売、生産、輸出台数、月間販売の推移、生産調整のため集団休暇やレイオフ、希望退職制度を活用した従業員の削減、財政危機に直面しているアルゼンチン向け自動車の減少、旱魃による水や電力エネルギーの不足の影響、第2次ジウマ政権の新経済閣僚による税制改革、インフラ整備、裾野産業の育成、輸出促進政策、日系メーカーとしての取組などについて意見交換が行われた。

機能強化委員会の天谷浩之アドバイザーは、昨年10月から開始した「ブラジルへの更なる投資実現に向けた政策対話スキームの構築」のための5ワーキンググループに関して、ホンダの竹内パウロ氏がグループ長を務める産業競争力強化・中小企業育成ワーキンググループでは、自動車産業をターゲットとした裾野産業育成のために更なる投資実現に向けた行動計画AGIR(案)の作成に取り組んでいる。そこでは、ブラジルの技術力比較データーがあまりなく、またどの分野での強化が必要なのかまでは協議できておらず、自動車部会の協力を依頼した。今後、自動車メーカーや部品メーカーから、教育・生産・調達・技術分野などの関係者が参加するサブWGを設置し、ブラジルの産業競争力強化に尽力を尽くすことで合意した。最後に平田藤義事務局長は120周年特別事業にかかわる寄付について協力を要請した。

参加者は近藤部会長(ブラジルトヨタ)、加納副部会長(デンソー)、鈴木氏(アイシン)、 清長氏(G-KT)、嶋津氏(ホンダサウスアメリカ)、吉田氏(出光)、平松氏(ジャイカ)、辻氏(ナガセ)、遠藤氏(ナガワ)、チアゴ・ピント氏(NS São Paulo)、杉原氏(岡谷)、伊藤氏(シント・ド・ブラジル)、佐藤氏(トヨタ)、東氏(トヨタ)、森川氏(豊田通商)、細内氏(ヤザキ)、小池氏(ヤザキ)、森氏(大塚化学)、増岡氏(ブラジルトヨタ)、遠藤副領事 (サンパウロ総領事館)、平田事務局長、天谷アドバイザー、吉田調査員、大角編集担当

左から加納副部会長(デンソー)/近藤部会長(ブラジルトヨタ)/増岡氏(ブラジルトヨタ)

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