自動車部会に26人が参加して開催

自動車部会は、2014年2月4日午後4時から5時まで26人が参加して開催、初めに2014年の新運営体制として近藤 剛史部会長(ブラジルトヨタ)、武田川 雅博副部会長(ホンダ・サウスアメリカ)、福井 貴敏副部会長 (デンソー)を選出した。

近藤 剛史部会長は、今年の部会の方針並びに活動内容について説明、また2月20日に開催される業種別部会長シンポジウムの2013年のレビューと2014年の展望の発表資料作成では、ドラフト資料を基に四輪車の販売状況、月別販売台数の推移、生産/輸出状況、輸出入台数の推移、カテゴリー別の販売状況、IPI減税終了や延期について、また二輪車の販売状況、生産/輸出状況、支払い形態、部品業界の売上高の推移、2014年の四輪・二輪の販売予想について説明した。

平田藤義事務局長は、昨年9月にメルコスール事務局本部のイヴァン・ハマーリョ事務総長を訪問、メルコスール加盟国の現状と将来、特にボリビアやエクアドル、スリナム、ガイアナ諸国など拡大メルコスールの動向やEUとの協定に向けた具体的な進捗状況、日本を含めた他地域とのFTA協議の可能性、南米中央に位置するボリビアの重要性、地政学から見たメルコスール、CAN加盟国の二重加盟問題、太平洋同盟との関係などについて意見交換したことやメルコスール・EU自由貿易協定交渉の状況、自動車業界への影響などについて説明した。

また坪井領事は、日本が自由貿易協定交渉を進めるためには民間レベルからの要請の重要性を説明、JICAブラジル事務所兼サンパウロ出張所次長の遠藤浩昭氏は、JICAによる中小企業等の海外展開するためのサポートに力を入れていることを説明、中小企業のマーケティング調査の資金援助などについて説明した。

参加者は近藤部会長(ブラジルトヨタ)、武田川副部会長(ホンダサウスアメリカ)、新保氏(デンソーブラジル)、 西村氏(デンソーブラジル)、渡辺氏(デンソーブラジル)、奥野氏(デンソーブラジル)、鍵谷氏(デンソーブラジル)、工藤氏(カネカ)、岡本氏(ホンダサウスアメリカ)、山口氏(アイシン)、佐土原氏(ブリジストン)、下前原氏(三菱コーポレーション)、溝口氏(Moto Honda da Amazonia)、豊田氏(ホンダサウスアメリカ)、加藤氏(NGK)、宮崎氏(NGK)、高橋氏(NS São Paulo)、森氏(大塚化学)、森川氏(豊田通商)、伊藤氏(ブラジルトヨタ)、増岡氏(ブラジルトヨタ)、田中氏(ミドリ・アトランチカ)、坪井領事(サンパウロ総領事館)、遠藤氏(JICA),平田事務局長、大角編集長

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