自動車部会（溝口 功部会長）は、2017年2月13日午前10時から11時過ぎまで28人が参加して開催、2月23 日に開催される2017年上期の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成では、ドラフト資料を基に2016年の振り返りと2017年の展望について意見交換を行った。
四輪・二輪業界の動向として、2012年の380万台をピークに減少を続ける販売台数や生産台数、2014年からの増加傾向の輸出台数の推移、月間販売の推移、継続する経済リセッション、インフレ抑制による金利高止まりの影響や失業率上昇による景況感の悪化、フリート販売比率の上昇、国内販売不振並びにレアル安の為替、チリやコロンビアなどの新市場開拓の影響による輸出車増加、新車市場は減少傾向に対して中古車市場及び総自動車市場の拡大、高い技術力が浸透してきた日系メーカーのシェア拡大、生産性向上とコスト低減、市場生産調整のため集団休暇やレイオフ、希望退職制度を活用した従業員の削減、裾野産業の技能者やエンジニアの育成プログラム、輸出促進政策の問題点などについて広く意見交換が行われた。
参加者は溝口部会長（ホンダサウスアメリカ）、Chang副部会長（ブラジルトヨタ）、加納副部会長（デンソーブラジル）、小西氏（AISIN AUTOMOTIVE）、佐藤氏（出光）、 清長氏（G-KT）、夏目氏（ホンダサウスアメリカ）、岡田氏（ホンダサウスアメリカ）、清水氏（ホンダサウスアメリカ）、奥山氏（JX NIPPON OIL）、佐藤氏（出光）、岩島氏（Midori Auto Leather）、塚原氏（NGK）、田中氏（NGK）、下前原氏（三菱コーポレーション）、谷口氏(Nitto Denko)、渡部氏(Nitto Denko)、高橋氏（NS São Paulo）、寅田氏（寅田）、伊藤氏（シント・ド・ブラジル）、東氏（ブラジルトヨタ）、米長氏（ブラジルトヨタ）、深井氏（みずほ銀行）、中村氏（みずほ銀行）、 蛭子領事（サンパウロ総領事館）平田事務局長、吉田調査員、大角編集担当
