自動車部会に29人が参加して業種別部会長シンポの発表資料作成で意見交換

自動車部会(近藤剛史部会長)は2014年8月15日午後4時から5時過ぎまでに29人が参加して、ドラフト資料を基に業種別部会長シンポの発表資料作成で意見交換を行った。

初めに近藤剛史部会長は安倍総理がブラジルを訪問中にリオ市の賢人会議に参加、ブラジリア市での両首脳と賢人会議に参加、自動車産業界代表がマウロ・ボルジェス開発大臣に要望書を提出、サンパウロ市での日伯ビジネス・フォーラム参加などを説明した。

2014年上期の振り返りとして低調な四輪販売、月間販売台数の推移、カーニバルやワールドカップによる営業日数の減少、フリートの比率、支払い形態別販売比率、リース税額控除廃止、大幅減少の四輪輸出などが話題となった。

2014年下期の展望として下半期は営業日数増加による販売増加、工業製品税(IPI)減税の継続、中長期展望としてブラジルの人口構成の推移、世帯別所得分布、ブラジルの消費拡大は継続、ブラジル国内総生産の予想、自動車産業界のビジネス障害として高い車両価格、高い車両保険、高額な通行料、燃料費、メインテナンス代、インフレの未整備、低い競争力、移転価格税制などが挙げられた。

また機能強化委員会の天谷浩之アドバイザーは、安倍政権の成長戦略の中で日本企業の海外進出支援として、新興国市場開拓等事業費補助金制度を活用したブラ ジル 日本商工会議所機能強化委員会の設立、概要、官民連携による取組、活動スケジュール、投資環境にかかわる問題解決・規制緩和に向けた課税ワーキンググルー プ(WG)並びに通関WG、労働WG、産業競争力WG、インフラWGの設立、組織構成、委員募集スケジュールなどについて説明して、ワーキンググループへ の参加を要請した。

参加者は近藤部会長(ブラジルトヨタ)、溝口副部会長(ホンダサウスアメリカ)、福井副部会長(デンソーブラジル)、 西村氏(デンソーブラジル)、山口氏(アイシン)、清水氏(ホンダサウスアメリカ)、岡田氏(ホンダサウスアメリカ)、豊田氏(ホンダサウスアメリカ)、小笠原氏(JX Nippon)、清永氏(G-KT)、辻氏(Nagase)、佐土原氏(ブリジストン)、下前原氏(三菱コーポレーション)、吉田氏(KISCO)、稲井氏(NAGAWA)、遠藤氏(NAGAWA)、高橋氏(NS São Paulo)、森氏(大塚化学)、森川氏(豊田通商)、金城氏(NITTO DENKO)、伊藤氏(SINTO BRASIL)、吉田氏 (出光)、竹内氏(TAIKISHA)、増岡氏(ブラジルトヨタ)、伊藤氏(ブラジルトヨタ)、平田事務局長、天谷アドバイザー、吉田調査員、大角編集担当

左から福井副部会長(デンソーブラジル)/溝口副部会長(ホンダサウスアメリカ)/近藤部会長(ブラジルトヨタ)

 

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